ドイツで出産 Hebammeについて

woman carrying baby

ドイツ語でHebamme(ヘバメ)とは助産師さんの事です。

私の場合は妊娠初期から探し始めて最終的にHebammeがみつかったのは7ヶ月の時でした。出産予定日が夏の休暇シーズンど真ん中だったのも中々見つからなかった原因の一つでした。

産前ケアは無しで、産後ケアからお願いしたいという条件でなんとかみつかりました。

予想以上にHebamme探しは難航しました。都市部のHebamme不足は本当に深刻です。

Hebammeの見つけ方をまとめてみましたので参考にしてみてください。

ドイツの妊婦サポート制度

ドイツにはプロの助産師による産前産後ケア費用を負担してくれる妊婦サポート制度があります。

健康保険によってサポート内容は少しづつ違うようですが、私の加入しているGesetzlichの保険だと産後10日までは毎日訪問診察してもらえます。

我が家の場合、コロナの影響で日本の実母に来てもらう事は出来なかったのでHebammeに毎日様子を見に来てもらえたのはとてもありがたかったです。

産後直後の10日以降は産後12週までの期間で合計16回まで訪問検診に保険が適応されます。

ちなみに妊婦のGeburtsvorbereitungskurs (出産準備コース) は14 時間まで保険でカバーされます。パートナー分も保険がききます。保険会社によってカバー率は様々なので要確認。

Sponsored Links

色々選べる出産場所と助産師さんの立ち会い

ドイツの妊娠出産する場合、婦人科は検診のみで出産は産院・総合病院・自宅出産のどれかになります。

出産当日に慣れない場所での分娩なので出産時に立ち会ってくれるHebammeの存在は心強いです。ちなみに立ち会いは別途費用がかかります。

病院によっては外部のHebammeを立ち会わせられない場合があるので要確認!その場合は病院専属のHebammeがいるので事前に打ち合わせがあります。

私は産後ケアがメインでHebammeを探していたので、立ち会いは希望していませんでした。病院の助産師さんが皆フレンドリーでとても良い人達だったので立ち会いは特に必要ないかなとも思います。

Sponsored Links

Hebammeを探し始める時期

ドイツでは婦人科で妊娠が確定してMutterpass(母子手帳)を貰ったらHebamme 探しを始めます。

私は妊娠10週くらいから市内のHebammeに直接メールで問い合わせをはじめました。この時は余裕でみつかると思ってましたが、甘かった、、。

メールに返事はもらえるのですが、どのHebammeも予約いっぱいで受け入れ不可との事。

最終的に計30人程メール問い合わせし、Wochenbettからなら対応可能なHebammeがみつかりました。

Sponsored Links

Hebammeの見つけ方

ヘバメの見つけ方は大まかに3種類あります。

・自力で探す

これが一番手っ取り早いです。自分からメールをして返事があったら後日面談をして依頼するかを決めます。

ヘバメ探しに使えるサイトについてはまとめて次の投稿でご紹介します。

・かかりつけの婦人科に紹介してもらう

婦人科でヘバメを紹介できるかも、との話を聞いたので最初はアテにしていたのですが、結局キャパオーバーでだめでした。

・先輩ママからのクチコミと紹介

先輩ママと同じ地区に住んでいて、空きがあれば紹介してもらえます。

Sponsored Links

都市部のHebamme不足は深刻

ドイツの都市に住んでいる場合特にHebammeをみつけるのは大変なようです。

もちろん、Hebamme無しで出産する人もたくさんいます。その場合も、何かあった時に頼れる無料の電話相談サービスもたくさんあります。それについては次の投稿でご紹介します。

妊婦の産前産後をばっちりケアしてくれる助産師さんがいてくれるのは本当に心強いので、ドイツで出産する場合はHebamme制度を活用してみてください。