ドイツの免許証 日本の運転免許証をドイツの運転免許証に切り替える方法 その1
ドイツ在住が3年目以降になると、免許の切り替えを考え始めるかと思います。
最近バイクシェアサービス・カーシェアサービスも増えてきて値段もかなり手頃ですし
ちょっとした時にドイツでも有効な免許証を持っていると便利ですよね。
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今回は日本の免許証からドイツの免許証への書き換え(ドイツ免許証への切替)手順について紹介したいと思います。
ドイツの免許証は日本でも有効です
日本の免許証をドイツの免許証に切り替えた場合、日本の免許証は一旦Fahrerlaubnisbehördeに回収されてしまいます。
その後、一定期間が経つと日本大使館に転送され、そこから所有者に返却されるそうなのですが、、、、。
この部分はまだ不明です。
そもそも在留届を出していない場合は返却されないらしいので、ドイツに3ヶ月以上滞在する人は在留届を出しましょう。
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日本の免許証がない状態でも、日本に一時帰国して運転したい場合はドイツの免許証で入国後一年間は運転できます。
ただし、日本国内で運転する場合には、日本語翻訳文を運転免許証の原本とともにつねに所持していなければなりません。ドイツ免許証の日本語翻訳はJAFで即日発行してもらえます。費用は一部3000円ほど。詳細はこちらから。
また次の一時帰国の際も同じ日本翻訳文が使えますので大切に保管しましょう。
詳しくはこちらのページからどうぞ。
長期でドイツに住む予定なら早めの切替がおすすめ
日本からEU全土運転可能なドイツの免許証への書き換えは
ドイツに移住して一年目〜三年目以内に済ますことをおすすめします。
理由としては長く海外に住んでいる場合に、一時帰国のタイミングと日本の免許更新時期が合わず、免許が再発行になる場合がある為です。
私がまさにこれで、今回の免許切り替えの際に余計な書類が必要になりました、、、。
ちなみにドイツの免許証は無期限です。
海外在住で日本の免許証更新期限を過ぎてしまった場合
海外在住者は特例で免許証更新期限から最長で3年間まで再発行の猶予を与えられます。
私の場合は、パスポートの過去の出国履歴を提出して過去3年間日本に一時帰国していない証明を提出しました。
もし、間で一時帰国していたにも関わらず免許更新をしなかった場合はおそらく再発行できません。
また、古い免許証は失効扱いになり、再発行となるので警察署ではなく運転免許試験場で諸々手続きと講習を受ける必要があります。
ドイツ在住10年以上の私がドイツの免許証に切り替えた方法
ドイツ在住3年以上を過ぎてしまうとドイツの免許に切り替えができなくなる、、、なんていう
噂があったのですが、全くの嘘でした。
ドイツに移住して10年以上経過しても、日本の免許証からドイツの免許証に切替可能です!
しかも過去に一時帰国タイミングが合わず、更新期限を過ぎたため日本の免許証は再発行されたものでしたが切り替えできました。
一番大事なのは、手元にある日本の免許証が有効期限内であることが必須条件です。
まずは市役所のオンライン予約をしよう
コロナ禍で全ての役所はオンライン予約が必要になりました。
市役所(Bürgeramt)も以前は予約無しで訪問出来ていたのに、今は完全予約制です。
ちなみに、税務署はさらに厳しいようでメールと郵便での対応のみです。
管轄のBürgeramtのオンライン予約をしましょう。
予約の項目は、Fahrerlaubnis – Umschreibung einer ausländischen Fahrerlaubnis aus einem Nicht-EU/EWR-Land (Drittstaat/Anlage 11)
となります。
ちなみに、海外運転免許からドイツの免許への切り替えには試験が必要となっていますが、
日本は試験免除の特例国に含まれており、テスト無し、視力検査も無しでした!
ドイツの免許証への切替に必要な書類まとめ
2021年に切り替えた際の必要書類をまとめてみました。
・有効期限内の日本の免許証
・日本大使館で取り寄せた免許証のドイツ語訳
・証明写真
・Anmeldung (住民票)のオリジナル
・パスポート
・手数料36.30€
・過去に一度でも免許を再発行している場合は、運転免許経歴証明書も必要です!
これに関してはその2で説明しまーす。
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日本の運転免許証をドイツの運転免許証に切り替える方法 その2に続く!!