ドイツの寒さ対策 羽毛布団のススメと床のリノベーションについて

ベルリンの週間天気予報に雪マークを見つけてしまい

ちょっとテンションダウンしています。

去年に引き続き今年も冬が長そうです。

今年のドイツは夏暑い日がそこまで無かった上に、

寒くなるのが例年より早かったような、、。

11月入ったあたりからずいぶんと寒くなりました。

最近はどんよりとした太陽が出ない曇りの日が続いています。

典型的なベルリンのグレーな冬空、、。

病まない様に気をつけないとね。

ドイツの寒い冬 外出時の服装

ドイツの冬にはアウターでしっかりしたダウンジャケット、ウールの長めのコートは必須アイテムです。

ダウンは寒い日用、ウールコートは薄手のダウンを下に着て極寒の日用という感じで使い分けています。

真冬はとにかく重ね着して、コートの下がもこもこになります。

12月から2月頃までがめちゃくちゃ寒いのでユニクロ・無印のインナーダウンは必須です!

ドイツの無印のオンラインショップはこちら!

↑商品はやや少ないですが、セールがよくやっています。

コートの中はインナーダウン、セーター、ヒートテックで何層にも防寒して

下は分厚めのボトムスにウールの靴下&極暖ヒートテックレギンスかタイツが必須。

足元は防水効果のある革ブーツ。

スニーカーでは足首が寒いのでブーツが便利です。

ちなみにブーツは必ず防水スプレーをしましょう。

革靴はこまめにケアしないと真冬の道路に撒かれる凍結防止の塩

と雨や雪でブーツが長持ちしません。

こちらの防水スプレーは靴屋でおすすめされたもので我が家でも愛用しています。

雪が降る日はアウターの上にレインコートで水分をブロックします。

レインコートを着る場合は1枚薄着にしないと空気が逃げずに汗だくになるので要注意。

ドイツの外出時の防寒対策としてはこんな感じです。

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家の寒さ対策

ドイツの暖房システム・ハイツングの設定と空気の抜き方についてはこちらの記事↓で紹介しました。

家の防寒対策についても実例をたくさん紹介しました。

その他にも地道にできる家の寒さ対策はこんなかんじです。

・寒い部屋には絨毯を敷く

・電気毛布の活用。我が家もこちらの電気毛布を愛用中です。

・共有玄関や外に面している共有ドアが開けっ放しの場合はなるべく閉める。

いつも開いている場合は匿名の張り紙で他の住民に
「寒いので開放せずにいつも閉めてね」と注意喚起するのも手。

・玄関のドアにカーテンをする

 ぶ厚めの保温に優れたカーテンを取り付けるだけで玄関ドアからの冷気を防げる。

イメージとして、玄関→靴箱、靴を脱ぐスペース→カーテン→室内へという感じ。
 カーテンの取り付けは突っ張り棒タイプが便利。

・窓の隙間を埋める

 隙間風の侵入口はロウソクの火の動きでどこから冷気が入ってくるか確かめることができる
 お香の煙だと更に目視しやすい。

・ハイツングを低温で日中付けっ放しにしてみる

 ハイツングを完全に切って外出し、夜帰ってくると部屋が極寒になります。
 完全に冷えた状態でハイツングを強めにして部屋を暖め始めても、
 体感的に暖かくなるまでに数時間かかり、ようやく暖かくなった頃には
 就寝時間になってしまうので低温でずっとつけている方がコスパが良くなります。

・就寝時は羽毛布団を使う

・床が冷たい場合は、床の材質を見直す

下の2つについて力説したいと思います。

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ドイツの冬は羽毛布団で乗り越えよう

3年前に布団と新調した時に羽毛布団を購入してみたら快適さがまるで違う!

当たり前ですが暖かさが全っっ然違います!そして軽い!

ずっと何も考えずにIKEAで買った重ーいポリエステルの綿入り布団と

フリース掛け布団で寒い冬をしのいでいた数年はなんだったのか、、。

ちなみに、羽毛布団はダウン(Daunen)と羽根(Feder)の比率と量で値段が変わってきます。

安い羽毛布団は羽根がたくさん入っているのでよく見ましょう。

柔らかいダウンが多い布団の方が暖かく高額です。

個人的に羽根が多い布団はチクチクして寝心地が悪いのであまりオススメしません。

こちらの冬用羽毛布団がダウン90%、羽根10%でとっても良かったのでおすすめです。

3年使っていますが、羽が少ないのでチクチクしないし全然下手れません。

私は喉が極端に乾燥に弱いのでハイツングを付けたままでは寝られず

寝室が17度前後で寒いのですが、真冬でも羽毛布団一枚でぐっすり寝られています。

断然おすすめです!

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底冷えするのは床の材質が原因

自宅をリノベーションして気がついたのですが、

床の素材で室温がぐっと変わります。

例えば、床がタイルのキッチンやバスルームは床が木の部屋に比べて寒いですよね。

私達が以前住んでいた雨漏り被害にあった家は床の大部分がタイルでした。

床が木だったのは寝室、子供部屋、リビングのみ。

おかげで真夏でも涼しく快適でしたが、冬場はとにかく寒かったです。

床暖にする場合はタイルの方が熱伝導が良いですし、

洗剤や熱にも強く掃除もしやすいのでタイル素材の床が一番清潔であると言えます。

逆に床が全面絨毯張りなのが一番暖かいですが、衛生的に微妙なので床に絨毯を貼るのはおすすめできません。

絨毯の床の場合、洋服を食べるMottenの繁殖も気をつけなくてはいけません、、、。

Mottenは絨毯にも卵を産んで繁殖するので。絨毯に巣を作ったりもします。ゾッとする。

賃貸物件でも暖房費を節約して少しでも暖かく快適に過ごしたい場合は

床のプチリノベーションがおすすめです。

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DIYが得意な人におすすめ床リノベ

リノベーションと聞くと大ごとの様に感じますが

LaminatbodenKlick-Vinylは接着剤など使わず、床に並べてはめ込んでいくタイプなので

DIYしやすいかなと思います。

見た目は木の床なのでタイルよりも温かみがあります。

貼り付けタイプは賃貸の場合、退去時に剥がすのが大変なので

床に貼り付けないKlickタイプがおすすめです。外したら転居先でも再利用できます。

簡単とは言っても家具を全部移動させる手間や手先の器用さが必要になります。

私たちは極寒だった全面タイルが張られた部屋にKlick-Vinylを敷きました。

寒さはかなりマシになりました。体感的に5度くらい違う気がする。

タイル以外にも木の床にもKlick-VinylやLaminatbodenを敷くことは可能です。

防寒だけでなく防音効果がある床材もあるので、小さいお子さんがいる家にもおすすめです。