ドイツで予防接種 インフルエンザワクチン Impfpass と予防接種の種類についてドイツ生活豆知識をご紹介

今年は特にインフルエンザにも注意した方が良いという事で、家庭医で予防接種を受けてきました。

ドイツの予防接種とImpfpass について紹介したいと思います。

Impfpassとは?

ドイツではImpfpass(Impfausweis)といわれる予防接種の国際証明書を一人一冊所持しています。

Impfpassには、その人が生まれてからの全ての予防接種の履歴が記載されています。

万が一紛失した場合は再発行可能で(過去の履歴がどうなるかは医師に要相談)、外国人も予防接種を受ければ家庭医で即日発行してもらえます。

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予防接種を受けられる病院

Allgemeinarzt、Hausarzt 家庭医で予防接種を受けられます。

予防接種にもImpfpassにも公的保険加入の場合は費用はかかりません。

プライベート保険はそれぞれの保険内容を確認しましょう。

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日本の予防接種履歴をImpfpassに反映させたい場合

日本では予防接種の履歴は母子手帳に記載されています。

(今後、予防接種履歴の電子化の予定もされているそうですが、、、)

母子手帳の予防接種履歴の公的翻訳を依頼した場合は、海外でも過去の予防接種の履歴として認められます。

しかしそもそも日本を出る時にこんなことまで気が回りませんし、ドイツに来るのにワクチンの心配をする人は少ないと思います。

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日本人がドイツで予防接種をうける場合

私の体験談では、予防接種を受ける前に過去の接種履歴を聞かれ、母子手帳を見て確認していた内容を医師に伝えました。

しかし、予防接種の公的翻訳が無いとImpfpassには反映できないので、医師からはとりあえずの主要6種類の予防接種を提案されました。

6種類の予防接種は、破傷風・ジフテリア・百日咳・麻疹・風疹・おたふく風邪です。

(自身の体に何の抗体があるか有料の血液検査で調べることもできます。Antikörpertestの費用は25€程です。)

私は明らかに接種回数が足りていないのを知っていたので、即日で3種類混合ワクチンを両腕に一箇所づつ

計6種類の予防接種を1日で受けました。

インフルエンザワクチンは別日に予約を取り、約一ヶ月後に接種しました。

念の為先日抗体検査をしたところ、主要6種類とインフルエンザ全ての抗体を持っていることが

確認できました。

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妊娠の可能性のある女性は予防接種がおすすめです。

麻疹(はしか)をドイツ語ではMasern、風疹をRötelnといいます。

ドイツでは近年、麻疹が流行しています。

流行の原因は副作用を考えて子供に予防接種をさせなかった親が多くいた事と、

抗体が切れている大人が子供から感染してしまい麻疹が流行してしまったも言われています。

2020年3月1日から保育所や小学校に入学する児童は麻疹の予防接種証明の提出が義務化されました。

証明書を提出せず(予防接種を受けさせずに)に学校に入学させた場合、2500ユーロまでの罰金に科せられます。

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妊娠の可能性がある女性は特に注意

妊娠の可能性のある女性は時間のあるうちに予防接種か抗体検査をおすすめします。

妊娠中に感染した場合のリスクについてはこちらを参考にしてください。↓

Q3.妊娠しているのですが麻しんの流行が心配です。どうしたらよいでしょうか?

A3.妊娠中に麻しんにかかると流産や早産を起こす可能性があります。妊娠前であれば未接種・未罹患の場合、ワクチン接種を受けることを積極的に検討すべきですが、既に妊娠しているのであればワクチン接種を受けることが出来ませんので、麻しん流行時には外出を避け、人込みに近づかないようにするなどの注意が必要です。また、麻しん流行時に、同居者に麻しんにかかる可能性の高い方(例えば麻しんの感染歴がなく、麻しんワクチンの2回接種が明らかでない者で、麻しんウイルスに曝露される可能性が高い者など)がおられる場合はワクチン接種等の対応について、かかりつけの医師にご相談ください。

厚生労働省のホームページから引用しています。

予防接種を受ける際は、体調万全な日に受けるのをおすすめします!

その他ドイツの医療に関してはこちらカテゴリーからどうぞ。

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