ドイツの薬 救急箱に揃えておくと緊急時に便利な常備薬と薬局よりもお買い得に買う方法

今回のテーマはドイツの市販薬についてです。

ドイツに暮らすようになって空気がとても乾燥しているせいか日本にいた時よりも

鼻や喉に不調が出る頻度が高くなったように感じます。

風邪やインフルエンザの場合は、重症でない限り病院に行っても

特に何も処方してもらえないので病院には行かず自宅療養で地道に市販薬で治しています。

今回は、揃えておくといざという時に安心なドイツの薬・我が家の常備薬を例に紹介したいと思います。

ちなみに、ドイツ在住の人にはお得でオススメのドイツのオンライン薬局について

前回の記事で紹介しました。

会員登録の方法など分かりやすく紹介していますので是非読んでみてください。

薬を買うならオンライン薬局が安い!

germany-medikamente

私がいつも利用しているオンライン薬局のshop apothekeは店舗の薬局よりも安いので

shop apothekeでオンライン購入しています。

大体の商品が20、30%割引で購入できるのでかなり助かっています。

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症状ごとに我が家で常備している市販薬を紹介していきます。

紹介する薬は全てshop apothekeとapo discounterで購入可能です。

薬を買うときは、この二つのサイトを比較して安い方で買うようにしています。

下記のバナーからそれぞれのサイトに飛べます。

↑shop apothekeサイト↑

↑apo discounterサイト↑

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風邪の時におすすめの薬

風邪(Erkältung)、インフルエンザ(Grippe)にはGrippostadASPIRINがよく効きます。
特にインフルエンザにはGrippostadがお勧めです。↓

ASPIRIN(アスピリン)は風邪に良く効きます。
私のおすすめは粉薬を水に溶かすタイプです。

服用の上限が1日に6袋までなので注意しましょう。
ちなみに私はいつも大人の半分の量を飲んで様子をみています。

大抵半分量でも十分効きます。

風邪の発熱(Fieber)には風邪薬のアスピリンがおすすめです。

熱があり、炎症を抑える場合は即効性のあるイブプロフェンを飲んでいます。
喉の炎症にも効くので軽度の扁桃炎もイブプロフェンで治ります。

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喉、咳、鼻の薬

物を飲み込めない程の喉の痛みには、Dolo-DobendanのLutschtablettenがおすすめです。

舐めていると喉がじんわり麻酔を打ったような感覚で痛みを感じなくなります。

トローチですが薬なので1日の使用上限を確認しましょう。

特に咳のしすぎで喉の炎症が酷い場合は痛みがピンポイントで和らぐので重宝しています。

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ドイツにも喉スプレーはあります。

喉の腫れにはこちらがおすすめです。

強めなので使いすぎにご注意を。

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鼻風邪や鼻づまりで寝られない場合は、ratiopharmのNasen Spray(鼻スプレー)がオススメです。

使い方としては、両鼻に噴射してすぐに頭を下にして(または寝転がって)数秒待ち薬を鼻の奥まで通します。

しばらくしたら鼻の通りが良くなって楽になります。

子供用にはこちらの鼻スプレーもあります。

鼻をかめない小さい子供の場合は、鼻スプレーをして吸い出しやすくしてから

鼻吸器で吸引してあげると鼻スッキリになります。鼻吸器についてはこちらで紹介しています。

鼻がズルズルしたまま放置していると中耳炎になることもあります。

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咳(Husten)にはPhytohustilの咳止めシロップ。

ただし咳止めシロップと風邪薬との併用はやめておきましょう。

どちらか症状が酷い方の薬を優先するのがいいと思います。

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お腹の不調

酷い下痢(Durchfall)にはLoperamid akut(これは12歳からの大人用です。)が即効性があります。

ただ、下痢は無理に止めてしまうのはあまり良くないという考え方もあり、

民間療法として、ドイツではスナック菓子の岩塩付きのプレッツェルとコーラの

組み合わせで下痢が止まると言われています。

実際に試してみましたが確かに良くなりました。

オット曰く、ブラックチョコも効果的だそうです。

便秘(Verstopfung)にはLaxans ALまたは、カモミールティーも整腸に良いです。

民間療法では、オリーブオイルをスプーン1杯飲んで便通を良くするというのもあります。

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その他の常備薬

頭痛にはこちらのParacetamolがおすすめです。
これは妊婦さんも服用できる頭痛薬です。解熱作用もあります。

軽い頭痛の場合は1つの錠剤を半分に割って飲んでいます。

酔い止め(Übelkeit und Erbrechen)はVomex Aが効きます。

子供でも飲める酔い止めです。

口唇・口内ヘルペス、鼻ヘルペス(Herpes)は塗り薬のAciclovirが良く効きます。

私は体調不良になるといつも鼻にヘルペスができます。

この塗り薬を綿棒でこまめに塗って放置していたら数日で治ります。

あまりに酷い場合は最寄りの家庭医にかかることをおすすめします。

専門医にかかる前にまず家庭医に相談するのがドイツでは一般的です。

専門医にかかる為には処方箋が必要だったりもします。

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赤ちゃん、子供用の薬

赤ちゃん、子供の急な発熱や風邪に対処できるよう下記の薬をストックしています。

解熱剤はこちらの2種類で、シロップ(Sirup)と座薬(Zäpfchen)タイプです。効果は同じです。

座薬の方が即効性があります。

こちら↓のParacetamolは座薬タイプで生後6ヶ月から2歳まで使用できます。

低月齢の頃はこの座薬で十分効いたのですが、息子は身体が大きいので最近はあまり効かなくなりました。

逆に身体が小さめの子には2歳以降も効果があると思います。

熱による痙攣で座薬が効果がなかった時に医師からおすすめされたのがシロップタイプの解熱剤
IBU-ratiopharm Fiebersaftです。

こちらは7kgの29kgまでの子供に使用できます。

Fiebersaftだと体重に合わせて細かく薬の量を調整できるのでおすすめです。

嘔吐がある場合には座薬にして、下痢の場合はシロップタイプで使い分けています。

どちらの解熱剤も6時間ほど間隔を空けなくてはいけないので使いすぎないように要注意です。

また、Fibersaftを飲ませても熱が下がらない場合は、両方の太ももに常温水で濡らした布を巻いて放熱させると熱が下がります。

この方法は以前息子が熱痙攣で救急車を呼んだ際に、救急隊の人に教えてもらいました。

風邪のお茶は、Sidroga® Bio Kinder Erkältungstee。

保温瓶に常備しておいて、哺乳瓶にこまめに補充して与えています。

息子が風邪をひいた時はいつも部屋を暖かくして、咳が酷い場合は洗濯物などを干して湿度を上げ

寝たい時にはいつでも寝かせるようにしています。

チキンスープも栄養満点なのでお湯で薄めて飲ませるようにしています。

食欲が落ちて普段食べているものを何も食べなくなってしまうので、

瓶入りのApfelmus(リンゴのすりおろし)とふやかしたオートミールやおかゆと混ぜて与えています。

Apfelmusは風邪の時でも良く食べてくれるのでバナナとリンゴのミックスやベリーなど

いろんな種類を常備しています。

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子供の咳止めについて

咳止めシロップはMucosolvan Kindersaftを使用しています。

咳止めは子供には不要とする小児科が多いです。

副反応もあるので、赤ちゃんが2歳未満の場合で咳止めシロップを飲ませたい場合は

小児科医に相談してからにしましょう。

息子が1歳の時に咳があまりにも酷くて初めて使いましたが、副反応なくちゃんと効果がありました。

咳止めを飲ませたくない場合は、下記の民間療法を試すのもおすすめです。

・玉ねぎシロップ

玉ねぎを細かく切って蜂蜜に漬け置いて、上澄みを飲ませる。

子供用には蜂蜜よりもメープルシロップやアガベで作っています。子供に蜂蜜は毒にもなるので。

・タイム、カモミールティーを飲ませる

・とにかく水分を摂らせる。あまり飲まない場合は薄めたりんごジュースにすると良く飲んでくれます。

・上体を高くして寝かせる。

・玉ねぎを切ったものをお皿に乗せて枕元に置く。

・寝ている時は湿度を60%に保つ。加湿器がない場合は洗濯物を干して空気を潤す。

などなど。もしも、元気が無くて呼吸が苦しそうならすぐに病院へ行きましょう。

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妊娠中、授乳中に風邪をひいた場合

どの風邪薬にも、妊婦と授乳中の使用は推奨していませんと注意書きが書かれているものが多く、

どうしたもんかな・・・と悩みます。

上で紹介したパラセタモールは唯一妊娠中、授乳中に使える解熱剤なのですが、

それ以外は風邪のお茶ですら妊婦と授乳中の使用は推奨されていません。

私も現在授乳中で最近よく風邪をひくのですが薬に頼ることもできないので、

下記の方法で風邪を治しています。

妊娠中と授乳中の風邪対応

・生姜パウダーを温かい飲み物になんでも混ぜてたくさん飲む。
(咳などの喉の炎症がある場合は悪化するので注意)

・保温瓶にカモミールティーとホットのはちみつレモンを常備

・元気があれば、水は生のレモンを絞ってレモン水にして飲む。絞るのも面倒な場合はボトルのレモン液で。

・飽きるけど、とにかく毎食チキンスープを飲む。チキンスープレシピはこちら。

・喉が痛い時は喉の殺菌の為、蜂蜜を頻繁に舐める

・布マスクをして寝る。ただ、苦しくて朝には取れてる。

・鼻うがいをする。風邪予防にもおすすめ。

・少し良くなったら衣類、リネン類を全て取り替える。このタイミングで体も清潔にできたらベスト。

・お風呂、シャワーは体が冷えて体力を使うので熱っぽい時は我慢する。

この方法でとても緩やかにですが、数日かけて治癒していきます。

喉の痛みは細菌が原因の扁桃炎だったりもするので、その場合は病院に行きましょう。

妊娠中でも飲める抗生物質を処方してもらえます。

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冬場は特に不足するビタミンD

日照時間が短いヨーロッパの秋冬はビタミンDが不足しがちなので服用をオススメします。

毎日飲んでいるビタミンDの錠剤です。

VIGANTOL 1.000 I.E. Vitamin D

↑これを毎日午前中に飲んでいます。

ビタミンDにはカルシウム、骨の健康を保つのに効果的、 免疫力アップや妊娠しやすい体作りなどにも効果があるとされています。

免疫がアップするので風邪やインフルエンザにもかかりにくくなります。

風邪をひきやすい人にはこのビタミンDと、ビオのリンゴを1日1個皮ごと食べるのがおすすめです。

免疫上げていきましょうー!

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まとめ

市販の価格より20%から30%引きのドイツのオンライン薬局で常備薬を揃えてみてくださいね。
我が家はマスクや消毒アルコールもオンライン薬局で購入しています。

Shop Apothekeサイトはこちらのバナーからどうぞ↓

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2日後には到着しますよー!処方箋がある薬を一緒に注文する場合は送料無料になります。