
今回のテーマはビザについて。
ドイツでのフリーランスビザについてまとめてみました。
フリーランスビザについて

まず最初にフリーランスについてご説明します。
フリーランサーとは、企業に属さず個人の技能を使い生計を立てる働き方のことを指します。
ビザのタイトルは「自営業(Selbständigkeit)滞在許可(滞在法 §21)」となります。
ドイツ、特にベルリンは日本人に限らずドイツ人もフリーランサー/アーティストがとても多い街です。
IT系企業ではエンジニアやCGアーティストなどはプロジェクト単位でのフリーランス契約での雇用もあります。
アトリエやスタジオをベルリンに持つ世界的に有名なアーティストも多くいます。
アートイベント、クラブシーンなども充実していて
更に家賃や生活費が他の国の首都に比べたら安いのもアーティスト達を
惹きつける要因なのかなとも思います。
アーティスト活動のみで生計を立てている人もいますが、
アーティスト活動にプラスその他職種でアルバイトをすることも可能です。
ドイツでフリーランスビザ申請できる名目例

ミュージシャン
陶芸家
ダンサー
デザイナー
スタイリスト
パフォーマー
芸術家
作家
語学教師
開業医
エンジニア
公認会計士
通訳
建築家
などなど
申請できないものはないんじゃないかというくらいたくさんのタイトルがあります。
フリーランスか商業どちら?
ドイツでは自営業でも活動内容によって分類が分かれます。
- Freiberufler(自由職・フリーランス)
科学・芸術・教育など特定の専門職が対象で、税務的にも取り扱いが軽く、フリーランスビザの申請も比較的スムーズ。 - Gewerbetreibender(商業・商工業者)
例えば美容師や理容師などの技術職・サービス業は一般的に “商業” とされ、通常は Gewerbe(営業許可) の登録が必要になります。
美容師でフリーランスビザを取りたい場合

美容師はフリーランスとしてビザ申請が通りにくい様です。
美容師の活動は多くの場合 “商業(Gewerbe)” とみなされることが多く
厳密にはフリーランスの対象になりにくいとされています。
(私が知らないだけで美容師でフリーランスビザ申請が問題なく通った人も
いるかもしれませんので、あくまで参考程度に、、、)
もし、ドイツで美容師としてフリーランスビザ(アーティストビザ)を取得したい場合は、
美容師オンリーではなく、ヘアメイクアップアーティストやスタイリストとして
フリーランスビザを申請するとスムーズにいくようです。
この場合はヘアメイクもできることを証明するポートフォリオ、作品例、専門性を示す資料などが必要になります。
ビザが貰えるかどうかは担当者次第
フリーランスビザ申請時には下記の証明が不可欠です。
収入見込み (収益予測・事業計画)
住民登録証明
健康保険
生活資金の証明
ドイツ側クライアントからの契約書(Letters of Intent / Auftrag)または意向書
詳細はビザ申請の際に移民局から必要書類を指定されます。
厄介なのは、移民局の担当者次第で同じ時期に全く同じ職種でビザ申請に行っても
一方はビザが貰えてもう一方は却下されたなんて事がよくあります。
私自身、意地の悪い担当者に当たったことがあります。
必要書類に関しても、一度目の申請で書類不備が理由でビザを貰えず
再申請でなぜか別の担当者に回されて、一度目に必要と言われた書類が要らなかったなんて事もあります。
一度でビザがもらえると思わないで、何度もトライする覚悟で挑みましょう。
一度で確実にゲットしたい場合は弁護士を雇うとスムーズです。
現在ビザ申請はオンラインメイン
コロナ禍から実施されるようになったオンラインビザ申請が
現在は主流になってきています。
ビザ申請時に必要書類を全てオンラインで送り、移民局からの結果を待ちます。
書類に不備がなければ実際に移民局に出向いて最終確認と
問題なければビザが取得できるという流れになっています。
これまでは、最初のビザ申請日の予約を取るのが非常に難しかったので
この煩わしい部分が改善されたのは素晴らしいですね。
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オンラインなので結果が出るまで時間が読めないのと、ビザ申請時に滞在許可が切れている場合は
申請不可となります。
滞在日数の残りを余裕を持って早め申請がおすすめです。


