日本への一時帰国 外国人配偶者の短期ビザと取得方法について

妊娠と出産となんやかんやで約3年日本に帰れていない。年1回の一時帰国を励みに頑張ってきたのでさすがにそろそろ帰りたい。ドイツで買えない日本食のストックももう無い。

それに、日本の家族に早く息子を会わせたいのでこの春に帰る事を切望している。

ただ家族で帰る為にはたくさんの面倒な手続きをしなければならない。

外国人配偶者でも短期ビザ申請が必須!

コロナ前はドイツ人が短期滞在で日本に入国する際はビザが不要だったが、コロナ禍の現在はというとビザ無しでは入国不可で、先月まで短期間だが配偶者でも長期滞在ビザが必要だった。

長期滞在ビザが必要なら春の一時帰国は難しいかなと諦めモードだったが、つい先日から配偶者の日本入国で長期滞在ビザは不要となり、短期滞在ビザで入国できるようになった!!停止していた短期ビザ発行も再開された!!

ただし!観光目的では無く「真に訪日する必要性がある場合に限り」短期滞在ビザが発行される。との事。

ビザ申請で渡航事情説明書を提出し、訪日の理由を説明しなくてはいけない。

真に訪日する必要性だなんて表現がかなり大袈裟だが、割と軽い事情でも問題無かった。どんな風に説明したか後ほど説明します。

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日本人だけなら一時帰国は簡単

二重国籍で日本のパスポートも持っている息子はビザ無しで日本に入国できる。(つまり私と息子だけならPCR検査のみで楽に帰れる。渡航はワンオペになるけど、、)

ただし、赤ちゃんの出生後3ヶ月以内に日本大使館へ出生届を出していない場合は日本国籍はもらえないので注意!!

産後は日々の事でてんやわんやで色々忘れがちなので日本への出生届は産前にしっかり準備しておくのがおすすめ。

こちらの投稿でちらっと解説している。👇

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外国人配偶者の短期ビザ申請必要書類はこちら

今のところ下記の書類を揃えれば配偶者の短期ビザ申請が可能。

・パスポート


・査証申請書
https://www.de.emb-japan.go.jp/konsular/VISA_APPLICATION%20_FORM.pdf


・上記査証申請書用の証明写真


・フライト日程(予約されたフライトスケジュールのコピー)


・日本から取り寄せた戸籍謄本の原本

↑謄本は日本での婚姻関係を証明するために必要。オットは念の為Heiratsurkundeも一緒に提出した。

・渡航事情説明書(英語又は日本語、指定フォームなし、形式自由、A4サイズ1枚ほどに詳細を記入したもの)


・滞在予定表
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000472934.pdf

かなり略式で問題なかった。


・日本の親族からの身元保証書

これは親に了承を取ってから自分で記入した。特に親族のサインなどは必要ない。


・経済証明(銀行の残高証明、給与証明等)

ドイツの銀行の残高証明のみで足りた。

【ドイツ語、英語のインフォメーション】
https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_InformationenCoronavirus_HaigushaVisa.html

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申請は郵送でも可能

直接日本大使館に出向いて申請するか、または郵送でも可能。

郵送申請の場合は、パスポート、戸籍謄本、経済証明に関しては、まずコピーで仮申請することをおすすめする。

書類内容に不安がある場合や時間があまり無い場合は直接出向いて申請しよう。

申請から発行までは通常2週間程かかるそうなので、早めの申請がおすすめ。私達はラッキーなことに1週間で出来た。

コロナ前のようにビザ無しで当たり前に入国出来ていた時期が懐かしい、、。

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実際に短期ビザを申請してみた

3月の一時帰国の為、短期ビザを申請し問題なく受理された。

おそらく申請に際しての疑問点は「真に訪日する必要性がある場合に限り」短期滞在ビザが発行という部分についてだと思う。

オットの場合下記の内容を渡航事情説明書に記載した。

・約3年私が日本に帰れていない事

・子供が生まれた為私一人での帰国は大変なのでそのサポートとして渡航したい

・日本の家族に子供を会わせるための帰国であること

・高齢な親族がいるので出来れば早く日本に一時帰国したいこと

重々しい渡航理由はないがビザは問題無くもらえた。

しかも、発行までにかかる時間は最初に大使館から言われていたよりも早く1週間で発行された。

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入国時にトラブルを回避する為に忘れちゃいけないもの

大使館でビザを発行してもらった際に、日本入国の時に配偶者である証明として戸籍謄本も念の為準備しておく事を推奨された。

戸籍謄本を所持していなかったせいで入国時のPCR検査待ちに追加して2時間近く待たされるケースもあるとの事。恐ろしい、、。

我が家の場合は夫婦別姓なので尚更夫婦である事の証明が難しいので戸籍謄本もパスポートと一緒に携帯した。

戸籍謄本はコピーでも問題ないとのこと。

後は日々変わる日本の水際対策がどうなるかが最重要ポイントになる。ヨーロッパの感染者数が落ち着いてリスク地域から外れてくれる事を祈るのみ、、!