ドイツで住宅トラブル 天井編 

更新が滞っております。

そして気がついたら2024年もすでに2月!

色々とバタついていましたがようやく落ち着いたので

今後は定期的にブログ更新していきたいです。

2023年は呪われてるんじゃないかと思うくらい

住居トラブルが立て続けに起こりストレスマックスでした。

かなり酷い経験をしましたが、もしかしたら誰かの役に立つかも

しれないのでまとめてみたいと思います。

今回は我が家に降りかかった住居トラブルについてご紹介したいと思います。

魔の屋根裏大改装の始まり

我が家はDachgeschosswohnungでアパートの最上階の家です。

ベルリンでは近年、最上階の上の使われていない

屋根裏スペースをゴージャスに改築して

高値で売り出すのが流行り?のようで

至る所でアパートの最上階を工事しています。

不運なことに、我が家の上の階の屋根裏も

何の前触れも無く突然工事が始まりました。

大改装してアパートの所有者の息子家族が住むらしいのですが

所有者だろうと何だろうと、住民達に説明無く

突然工事を始めるのは完全にルール違反!

原則として3ヶ月間に住民に告知しなくてはいけません。

勿論苦情を入れましたが、

ルール無視なヤバいトルコ人所有者と何もしない

管理会社のコンビなので特にリアクションもなく

工事を始めてから数週間後に突然工事告知の貼り紙がされました!遅い!

アパートの整備も不十分で大小の不具合が多々あり(その割には家賃は高い)


その上管理会社があまりにも仕事をしないので

早く次の家を探さないとなーと思っていた矢先の出来事でした。

管理会社がどれくらい仕事をしないかというと、年に何度もお湯が出なくなり

どれだけ連絡しても即日直ることはなく

長い時は1週間お湯が出ませんでした。ありえない、、、。

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工事の騒音

大改装が始まりしばらくは工事の騒音に慣れませんでしたが

朝から夕方まで毎日上で工事しているのが日常になり

悲しいことに騒音にも次第に慣れてきました。

最初は懸念していた息子の生活リズムと工事の時間帯が

上手く合っていたので騒音はギリギリ我慢していました。

その点、朝は工事開始より早く起き、息子が寝るのは工事終了後なので特に問題ありません。

↑これは最終的に工事開始時間が7:00前になり

夜は20:00までやるようになっていました。しかも土曜日も!!

毎回工事業者にクレームをいれていましたが、対応は本当に適当。

昼寝中は我が家の上を工事しない様に

何度か苦情を言って対応してもらい(ちゃんと守ったのは最初だけ)

それでもうるさい場合はホワイトノイズマシンを使って

息子の寝室の騒音を遮断していました。

ドリルの音もある程度カバーしてくれるので

ホワイトノイズマシンがめちゃくちゃ役立っています。

引っ越した今となっては当時息子には本当に不憫な状況だったなと

悲しくなります。

問題があっても即引っ越せないベルリンの住宅難よ、、。

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災難の始まり

ある日とんでもないことが起きました。

息子とリビングのソファで絵本を読んでいた日の事。

しばらくハンマーか何かで天井を直接叩く音が響いていて嫌な予感はしていました。

イライラしながらも寛いでいる私の頭に何かパラパラと降ってきました。

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まさかの天井に亀裂が

ギョッとして見上げるとハンマーのガンガン音に合わせて

ソファの真上の天井にみるみる亀裂が!

大きな穴があき、でっかいコンクリ片やら木材やらが落ちてきました!

幸い咄嗟に息子を抱いて逃げたので怪我はありませんでしたが

間一髪で落ちてきたコンクリの塊を見てゾッとしました。

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穴開けといて知らぬふり

穴に向かって大声で罵声を浴びせて作業を中断させ

リモートで在宅していた夫がブチ切れて工事現場に怒鳴り込みました。

しばらくして見習いっぽい若い大工が謝りに来て掃除をして帰りましたが

肝心の穴は数日間そのままで風がビュービュー入ってくる状態。

元凶の工事業者からは音沙汰なく、こちらからクレームをつけたら

ようやく穴を塞ぎにきました。

(多分クレーム入れなかったら穴空いたままだったかも)

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幼い息子のトラウマに

穴は一応塞がりましたが、そこら辺にあった板を張り付けただけ、

しかも板は変な臭いがするし色も合ってないしでもう言葉も出ない。

画像の変な板は一時的な処置かと思いきや、

まさかの退去するまでの1年間そのままでした。

その1年の間にも、亀裂はどんどん増えていったので

穴の下には基本ものを置かずに過ごしていました。

息子はしばらく天井を指差して怖がっていました。

そもそも、工事業者とまともに会話にならないのが本当にストレスでした。

仲介者は一応ドイツ語は話せるのですが、細かいことは全く伝わっていなかったりで

ストレスで毎日イライラしていました。

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そして災難は続く

災難は天井だけでは終わりませんでした。

というか今となっては、天井の穴なんてちっちゃいトラブルでした。

問題の家は特に格安物件でも何でもなく普通に家賃の高い家です。

ちゃんとした家賃を払っていてもこんな事が起こるってビックリですよね。

今回の住宅トラブルですが、

私たちのように最上階に住んでいる知人の何人かから

屋根裏改装のせいで同じような酷い目にあったという話を聞きました。

想像ですが、職人不足が深刻で

(良い業者が見つかっても工事費が高かったり、人気ですぐには工事してもらえなかったり)

安く早く請け負ってくれる適当な仕事しかしないブラックな業者に工事を

依頼してしまうのが原因かと思います。

更なる災難についてはまた別記事でまとめたいと思います。

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