ドイツの住宅トラブル 災難再び

前回の天井穴開き事件の続きです。

我が家真上の屋根裏スペースの改装工事が突如始まりました。

前回の記事では、始まってからしばらくして我が家のリビングの天井に穴が開きました。

そして今回は更にとんでもない事になった散々な住宅トラブル体験をご紹介したいと思います。

更なる悲劇

天井の穴事件から2ヶ月後、次の悲劇が起こりました。

雨が続いたある日の事。

偏頭痛と朝方の夜泣き対応であまり寝ていなかったので、息子のお昼寝中に

私も昼寝しようと寝室に行きました。

寝室に入ると何やら違和感が・・・・。

今後は雨漏り!天井からボタボタ水が滴っていました。(しかもベッドの真上)

幸い発見が早く、一番上の布団が水を吸っていてくれたのでマットレスは濡れていませんでした。

速攻でベッドや電気系統の物を移動させ、水が落ちてくる箇所にベビーバスやら大きなプラケースやらを受け皿にして何とかしのぎました。

雨漏りはあまりにも酷く、上から一日中ボタボタ降ってくる状態で家中の鍋やらバケツやら服入れやらを空にして受け止めましたが、床は水浸しでした。

下の階にも絶対浸透したはず。どうなっても知らん。笑

実は、盛大に雨漏りする数日前、天井に明らかに新しい水のシミを

見つけていたので管理会社と工事業者には連絡済みでした。

あの時にちゃんと対処してくれていれば、、こんな事にはならなかったはず、、。

本当どうかしてる、、。

これでプロだなんて、、。

Sponsored Links

我が家の上にたくさんの水溜り

一日経っても水がボタボタ滴ってくる程の酷い雨漏りで天井にでっかいシミが出来ました。

何がどうなってこんな酷い状態になったのかと言うと、屋根部分と外壁を取っ払って

大改装をしているようで、雨の日に十分にカバーしないまま作業員が帰宅した事で

大量の水溜まりが屋根裏中に出来てしまったようです。

雨漏りが発覚してすぐに業者と管理会社に怒りの鬼電をして(日曜だった)対処させましたが、

結局雨漏りは二日間続きました。

屋根裏を見に行った夫は、我が家の真上部分の屋根のカバーがほとんど剥がれていて

ほとんど屋外のような状態。そこら中が深い水溜りだらけになっていてずぶ濡れ。

そんな状態なのに、機械を使わず何人かが手作業(スコップとバケツ)で水を排出していたとのこと。

そりゃいつまで経っても終わらない。何故機械を使わないのか。

水吸引する機械あるよね、、、?

結局寝室は天井がほとんど水浸しになる程の被害で使用不可になってしまいました。

家具は急いで廊下に出して(やたらと廊下が長い家で助かった)

ベッドを移動させてリビング兼寝室になりました。

Sponsored Links

子ども部屋の悲劇

その数日後の夜、息子の部屋の温湿度計からアラーム通知がきました。

我が家の湿度計は異常な温度と湿度を感知するとスマホにお知らせしてくれます。

嫌な予感がして急いで息子が寝ている子ども部屋の扉を開けると

また例の水のボタボタ音が聞こえてきました。

電気をつけたら危ないのでスマホで床と天井を照らすと天井の中央からまた盛大な雨漏り、、。

壁も濡れていて、部屋の半分以上がびしょ濡れな状態でした。

息子は床から高さがあるベットに寝ていたおかげで奇跡的に全く濡れずに熟睡していました。

温湿度計がスマホに通知をくれたから早めに子ども部屋の異変に気がつきましたが、

朝まで気がつかなかったら、、、と思うとゾッとします。

急いで息子を唯一雨漏りしていないリビングに寝かせてイライラしながら朝を待ちました。

夜でしたがすぐに雨漏りを止める為、鬼電して上の排水作業をしてもらいました。

ちなみに、寝室も子ども部屋もずぶ濡れになった我が家の後処理は全く手伝われず。

上の作業でてんやわんやなんでしょうが、それにしてもひどすぎる。

Sponsored Links

その後も雨漏りし続ける地獄

一度の失敗で学ばず、その後も何度も雨の日に雨漏りするようになりました。

勿論毎回クレームを言って修理させますが、元々あった屋根を壊した後しっかり覆っていないので雨漏りは止まらず。

おかげで私は雨予報をみるとストレスで夜頻繁に起きるようになってしまいました。

夜中数時間おきに起きて家中の天井をチェックしないと安心できなくなっていました。

家のストレスで夫とも小さな事で喧嘩が絶えないし、不安とイライラで息子を連れてしばらく

日本に帰ろうかと思ったほどです。

雨漏り被害ですが、屋根裏下にある今回被害を受けた元々最上階だった物件は3世帯ありました。

後から知ったのですが、お隣さんは全室で雨漏りしていたそうです。

Sponsored Links

最終的に無事なのはリビングのみ

雨漏り被害により部屋が使用不可になるレベルの雨漏りで寝室、キッチン(料理は一応できた)、子供部屋が使えなくなりました。

家はキッチン、バスルーム、物置以外に3部屋ある間取りで3人家族には十分すぎる広さがありましたが

突如リビングのみでしばらく生活する羽目に、、、。

19時に息子が寝た後の寛ぎタイムに、真っ暗な部屋で息を潜めていなくてはいけなかったのが

地味に辛かったです。

季節が夏なら1週間くらいで乾いたでしょうが、運悪く冬だった為全然乾かず

晴れの日がほとんどなく雨ばかりで部屋が乾くまで3週間近くかかりました。

被害が甚大だった寝室は使えるようになるまで3ヶ月近くかかりました。

Sponsored Links

業者選びは慎重に

住宅トラブルというか工事業者トラブルでしょうか。

今回の事は完全に被害者で私達ではどうにもならないのが1番のストレスです。

業者も大概ですが、発注した大家側もケチで有名なので安く工事出来ればそれで良いのでしょうね、、。

もし自分達が発注した工事でこんな事が起きたらポンコツ業者は信用出来ないので別の業者探しますよね。

最終的にどんな欠陥住宅にされるかわからないし

そんな家に住みたくないですよね、、。

今回の雨漏り被害でまともに生活できる部屋は天井に穴を開けられたリビングのみになってしまいました。

リビングだけは天井に所々雨のシミが出来たものの、最後まで一応雨漏りは無かったのが幸いでした。

今回の経験で雨漏りは如何にストレスなのか身に染みました。(ストレスで何度か吐いた)

Sponsored Links

業者の言い分と問題点

度重なるクレームを付けた工事業者に言われた一言がこちら。

「そもそも屋根裏改装するのに何で君たち(屋根裏すぐ下の階の住民)引っ越してないの?

普通は大家と管理会社が改装工事中の仮の物件見つけたり何なりサポートするでしょ?」

めちゃくちゃ正論。でも悪徳大家&管理会社にそんな気遣いがあるわけない!!

工事始まるのも始まるまで知らされて無かったレベルだし。笑

工事の質はやばいのにそこに関しては常識はあるんだ業者!と心の中でツッコミました。

自分なりに今回の問題点をまとめてみました。

・工事が始まる前にきちんと住民に通達していない

・管理会社が全く機能していない

・皆んな責任転嫁(管理会社は大家家族に文句言えといい、大家家族は工事業者にクレーム入れろと言い、業者は工事代金ケチる大家が悪いと言う。)

・工事業者の質がヤバい

・悪徳T人大家とその家族も常識無さ過ぎてヤバい

そして、話が通じるまともな関係者がいないのが最大のストレスでした。

Sponsored Links

まとめ

こんな色々最悪な住宅トラブルを体験した身としてアドバイスできる事は、こんな感じです。

ドイツの住宅関連の業者は選びは慎重に!

全部が適当とは言わない、管理会社がしっかりしていた家では業者もちゃんとしていた。

ただ、今まで見た半分くらいの業者が適当な仕事しかしていなかった!

最上階に住んでいる人は屋根裏改装が始まる前に引っ越ししよう!

うちみたいに突然始まる場合があるので、何かを察したら早めに引越しを検討しようね!

最上階物件で屋根裏改装工事の予定がある場合は入居はやめよう!

改装工事の有無にかかわらず、建物のオーナーと管理会社が適当な家はそもそも入居しないでおこう。

トラブルが起きた時に何も動いてもらえず大変なことになる。

やばい物件は賃貸契約の段階で大体わかります。

私達も契約時点で返事がめちゃくちゃ遅かったり、家のコンディション等その他諸々

違和感があったけど、どうしても家が無くて焦って契約してしまってこんな事になりました。

家探しで焦りは禁物!!!

そして最後に極め付けのトラブルが、、。

続きます!

コメントを残す