赤ちゃんの発熱と病気について 熱が下がらない時の対処法

マスク義務も撤廃になりすっかりコロナ前の日常に戻っているベルリンです。

寒い日が続き風邪も大流行しているので一日も早く暖かい春が来て欲しいですね。

我が家も息子のKitaが始まり毎月の様に病気にかかっています。

最近では免疫がついてきたのか少しづつ回復スピードが上がっているような気がします。

まだ胃腸炎は感染していないのでいつもらってきてしまうかヒヤヒヤしています。

座薬で熱が下がらない

一度ワクチンを打った後に高熱が出たことがありました。

昼に熱が上がり始めて座薬をいれても12時間近く熱が下がりませんでした。

むしろどんどん熱が上がっていってしまい水分もあまり摂れず、大好きなApfelmusもこの時はあまり食べませんでした。

普段の風邪の時は食欲だけはある子なので心配しました。

ちなみに、脱水症状かどうかは目の落ち窪みや唇の乾燥、オムツの濡れ具合や色、肌のハリなどが目安になります。

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救急に電話

その後も熱は上がったり下がったりを繰り返し夜中に痙攣のような症状が出たので焦って救急車を呼んでしまいました。

電話口で詳細を伝えると緊急性はないとの事でしたが、電話している最中も嘔吐し泣きながらひきつけを起こしたので念の為にと様子を見に来てくれました。

ちなみにドイツで救急車を呼ぶ場合の番号は112でRettungsdienstとFeuerwehrに繋がります。

緊急性がない場合はBereitschaftsdienstの116117で対処法をアドバイスしてもらえます。

気軽に救急車を呼ぶのは間違いですが、緊急性があると判断した場合は呼んで良いと私は思います。

赤ちゃんの場合は特に何が致命的になるかわからないので、、。

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為になったアドバイス

救急搬送のスタッフが到着し息子が落ち着いた為とりあえずは様子見で大丈夫との事でした。

今回の場合はワクチン副反応が原因であるとわかっていたので様子見になりましたが、様子がおかしかったり再度痙攣があって5分以上おさまらない場合は搬送するとの事でした。

以下、為になったアドバイスをまとめました。

座薬が効かない場合、早く熱を下げたい場合は腿から放熱させると効率良く熱が下がります。

常温で濡らして絞ったタオルを両腿に巻きます。

お腹は冷えないようにバスタオルで保護します。

首や脇は冷やすと嫌がったりしますが、腿は冷やしても嫌がらないです。

頭は冷やしても気持ちが良いだけで熱は下がりません。

3点冷却(両腋下、頸動脈部、大腿鼠径部)が出来るなら腿冷却は必要ないとの事。

また、座薬が効かない時は飲むタイプのFiebersaftが良く効きました。

ただし嘔吐が酷い場合はFiebersaftは難しいので、座薬の方がいいです。

インフルエンザの発熱にはParacetamolを使用します。

もしインフルエンザの場合は高熱を放っておくのは危険なので解熱剤が効かない場合、即病院に行くのがおすすめです。

腿を冷やすというアドバイス通りに実践してみたところ、息子の熱はゆっくり下がっていきました。

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突然の病気への備え

急な発熱や嘔吐に対処する為、我が家では下記の物を常備しています。

解熱剤

解熱剤は必須アイテムなので切らさない様にしています。

赤ちゃんの成長に合わせたParacetamol 、Fiebersaftが薬局で買えます。

今年の秋冬は乳児子供用の解熱剤がどこの薬局でも品切れしていてしばらく買えない時期があり焦りました!

ドイツの薬についてはこちらの記事にまとめました。↓

保冷ジェルパック

すぐ使えるように冷蔵庫と冷凍庫に常備しています。

ストローマグまたはストロー

ストローだと病気の時によく飲んでくれます。

フルーツピューレ

りんごをすりおろしたApfelmusは常温長期保存できるのでネットで購入しています。

パック入りのフルーツピューレも何種類か常備しています。

Apfelmusは病気の時以外にも普段の息子のデザートとしてヨーグルトやオートミールに混ぜて使っています。

息子には無糖の物を与えています。

洗濯物の除菌液、除菌スプレー、マスク

オムツ替えシート

オムツ替えシートはシーツの下に敷いておくと、嘔吐した時にマットレスまで浸透するのを防いでくれます。

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ウイルス性の胃腸炎の場合

胃腸炎はまだドイツで未経験なのですが、対処法を調べてみました。以下、ドイツでの一般的な胃腸炎の対処法です。

胃腸炎はMagen-Darm-Infektionen と言います。

ノロウイルス、ロタウイルスはドイツ語でもNoroviren、Rotavirenと言います。

胃腸炎の場合、ドイツではFenchelteeやKamillenteeがおすすめです。

吐き気がおさまってからお茶に少し塩を入れて飲むと水分が身体に効率良く吸収されます。

脱水症状対策で自作の経口補水液を作っておくと便利です。

基本的にドイツでは二日間の絶食が推奨されていて、嘔吐と下痢の症状が落ち着いたら

にんじんスープや潰したバナナ、白パン、ラスク、塩付きのプレッツェル、柔らかい麺やご飯を少しづつ食べましょう。

控えた方が良い物は乳製品とコーヒー、炭酸入りの飲み物。

胃に負担がかかる果物と野菜も症状が落ち着くまで控えます。

子どもには薄めていないジュース、お菓子、油分の多い食べ物は与えません。

治療薬は特に無いので、とにかく安静にするしかありません。

脱水症状に気をつけるのが重要で、もし脱水症状がある場合は病院へ行きましょう。

感染力がとても強いので家庭内感染を防ぐための対策が必要になります。

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洗濯物の除菌も忘れずに

吐瀉物が衣類に着いた場合、ウイルス性胃腸炎だと家族内感染してしまうので洗濯物を消毒する必要があります。

家庭内感染を予防するには、感染者の洗濯物は全て60°以上で洗濯し、マスク着用、手洗いの徹底、こまめな除菌、トイレを流す時は蓋を閉めるなど色々な感染対策があります。

洗濯物を60度以上で全て洗える場合は洗濯除菌液は必要ないかと思うのですが、服は高温で洗濯すると痛みます。

我が家ではウイルス除去できる洗濯除菌液を使用しています。

洗濯物の除菌液はこちらを使っています。リンクはお得な詰め替え用です。

ウイルス除菌以外にも、洗っても臭いが取れない洗濯物の消臭や除菌にも効果があります。

床などを除菌する場合はSagrotanのAllzweckreinigerがおすすめです。

取っ手や机などの除菌はこちらのスプレータイプの除菌液があります。

その他家庭内感染を防ぐ方法として、タオルの共有をやめる、触れた場所の除菌、マスク、手洗い、

吐瀉物などは素手で触らない、換気、感染者の隔離、トイレが二つあれば感染者と使用するトイレを分けるなどでしょうか、、。

私も以前日本でノロウイルスに感染した経験があり地獄を見ました、、。

皆さまお気をつけて!

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