ドイツで妊娠 妊婦のいる家庭ではコロナワクチンが優先的に接種可能
タイトル見たまんまの内容です。
ドイツでは妊婦のいる家庭では密に接する者2名までコロナワクチンが優先的に接種可能です。
我が家の場合はパートナーのみですが、例えばWGに住んでいる妊婦さんの場合は同居人でも
接種可能なようです。
理由としては、現在の時点では妊婦へのコロナワクチンの安全性は認められていないため
(最近治験が各国で始まっています。)免疫が落ちている妊婦のワクチン接種は推奨されていません。
妊婦は通常より20倍も免疫力が落ちるとも言われています。
密に接する人がワクチンを接種すれば妊婦のコロナ感染リスクは減少するという理由です。
ー目次ー
ワクチンの接種許可をもらうには?
ワクチンの許可をもらうためには、まず妊婦さんのかかりつけの婦人科医師に相談します。
医師から正式なフォーマットのEinladungsschreibenでなくてはいけません。我が家の場合は、医師に発行してもらったÄrztliches Attestでは不十分でした。
Einladungsschreibenを入手したら、Impf-Hotlineに電話をかけてワクチン接種に必要なImpf-codeについて問い合わせます。
または、産婦人科によってはImpf-codeまで全て手配してくれる場合もあります。この場合必要な物はワクチン接種を希望する二名の氏名と住所、連絡先を提出しただけでした。
ワクチンの種類は選べる
現在のところ、ワクチンの種類は選べます。
ファイザー(バイオンテック)、モデルナ、アストラゼネカから選べます。
アストラゼネカは現時点では血栓などの問題があるのでドイツでは使用がストップになっています。
ベルリン市内に何箇所かワクチン接種を受けられる場所があり、ワクチンの種類や注射の時間と計2回の接種まで全てオンラインで予約可能です。
詳しくはImpf-Hotlineで検索してください。
ドイツで早めのワクチン接種を希望する場合に試してみてほしい裏技
今のところワクチンは健康な若者はまだ順番が回ってきていません。
が!しかし、知人の中にはすでにワクチン接種を済ませた人もいます。
その方法というのが、かかりつけのHausarztで問い合わせしてみるというものです。
知人の場合は別の用事で病院に行った際に、偶然ワクチン予約をしていた別の患者が来れなくなったことでワクチンが余ってしまったので、たまたま居合わせた彼に打ちたい?と聞いてくれたとのこと。すごい偶然ですね。
ワクチンは使用期限が短く結局は破棄することになるので、それよりは誰かに接種してもらおうというのは良い考えだと思います。
また別の知人では、Hausarztにワクチン接種の希望を伝えました。発表されている疾患以外の軽度の持病持ちで年齢もまだ若い彼女ですが、家族構成や生活環境などを伝えて医師の判断でワクチンを打ってもらえることになりました。
黙って順番を待つ以外にも方法はあるという事です。
妊婦がコロナ感染した場合どうなるのか?
妊婦がコロナ感染した場合、どうなるのか??この点についてはニュースで
コロナウイルスに感染した場合に重症化や死亡のリスクが実際に高いとのことです。
胎児への感染はまれ、とされてはいるものの実際妊娠後期でコロナ感染した母親から
うまれてきた赤ちゃんがコロナ感染していたという例もあります。胎盤炎症で胎児が重篤な状態になっていたとのこと。
コロナ感染していたにも関わらず健康な赤ちゃんを産めた場合でも、産後胎盤に異常が見つかった例もあります。
第三波がきている
ドイツでもコロナの自粛ムードに慣れきったところがあります。
感染者は相変わらず上がり続けているし、暖かかくなってきたことで大人数で集まったり
ホームパーティーをしたりと自制がきかなくなってきています。
それでもドイツは布やウレタンマスクをしている人はほとんどおらず、皆医療用のN95マスクまたはFFP2マスクを
使用しているだけマシかなとは思いますが、、。
商店に入るには医療用のN95マスクまたはFFP2マスクを着用する義務があります。
制限付きですが小売店も営業を再開し、イースターもあるので第三波は絶対来ますね、、。イースターにハードロックダウンが発表されましたが、結局は反対意見が多すぎて却下になりました。今のところは、外出自粛するよう警告だけにとどまっています。
私は自分の健康が大切なので、引き続き自粛生活を徹底していきたいと思っています。
日本に一時帰国できるのも来年以降かな〜。
それまでお金をためておいて、時が来たら散財したいです。笑