子どものパスポート申請について ドイツの役所予約の裏技と格安で証明写真を撮る方法
一時帰国の為、息子用のパスポートを取得しました。
諸々時間がかかるので、子供用のパスポート申請はなるべく早く済ませる事をおすすめします。
子どもパスポート申請についてとドイツで役所の予約を取る時に便利な裏技をご紹介します。
ー目次ー
子供が申請できるパスポートは2種類
ドイツで子供が申請できるパスポートは2種類あり、Kinderreisepassと一般的なReisepassがある。
見た目はほとんど同じで、Kinderreisepassは即日発行なのでICチップなども入っておらずペラペラ。
その他の違いはというと下記にまとめてみた。
注意!!Kinderreisepassは廃止になります!
今後は通常のパスポートのみなので発行までかなり待たされますので、
早めの申請をおすすめしますよーーーー!
さもないと旅行当日に子どものパスポートが発行されていないなんていう事になりかねません、、。
Kinderreisepass(廃止)
Kinderreisepass キンダーライゼパス
・即日発行
・発行手数料は13€と安い
・パスポート期限は1年のみ
・12歳まで発行可能
ただし、全ての国で通用する訳ではないのでEU外への旅行の際は要チェック!
Reisepass
Reisepass ライゼパス
・発行まで3、4週間かかる
・パスポート期限は6年が最長
・発行手数料は37.5€ (24歳以下の場合)
Reisepassは通常かなり時間がかかるが、追加費用で32€支払いExpress-Antragというサービスを使えばなんと4日程で発行される!
結局どちらを取得するのが良い?
役所の担当者に日本のパスポート持ってるならドイツのパスポートいらないんじゃないの?と言われた。
まぁ、確かにそうだよなと思いつつ、トラブルになったら面倒なので念の為に即日発行可能な安いKinderreisepassを作成。(その時点で一時帰国の直前だったのでReisepassは時間的に申請不可だった。)
実際に日本への一時帰国の際は、二重国籍の息子は両方のパスポートをチェックされたので
EU圏外に旅行する場合は身分証明として日本のパスポートも必要になるそう。
(特にコロナ禍の場合、日本国籍保持者以外はビザの取得が必要になります。)
費用面で考えると1年ごと更新する必要があるKinderreisepassは割高で手間もかかるが、ほとんど旅行しなくて既に日本のパスポートを持っている場合はKinderreisepassにして旅行前に毎回取り直すという手段も取れる。
個人的には、年に一度は一時帰国をする様であればReisepassを取得するのが手間がかからずおすすめ。
赤ちゃんの証明写真撮影のコツ
息子の証明写真は自宅で良い感じのが撮影出来たので簡単に撮り方を紹介したい。
まず白い布を用意する。白い布がなければ、白いタオルでもいけるかも。
ソファに白い布をかけて赤ちゃんを固定。特にビーズクッションだと良い感じに埋もれて大人しくしてくれた。首がまだ座っていないなら寝かせた状態か、授乳クッションを使うのもおすすめ。
もし動き回るなら大人が体に白い布をかけて抱っこした状態でも大丈夫。
その場合は大人の体は写り込まない様に撮影するか、トリミングする事。
準備できたらとにかく連写しまくる!!
1枚くらいは良い感じのが撮れているはず。
ちなみにコレが↓ドイツの証明写真の規則。頭部が大きすぎてもダメらしい。笑
赤ちゃんのもっちり大仏感が堪らなく可愛い。
証明写真の印刷は〇〇で激安に!
上の方法で写真撮影をしたら、スマホかUSBに写真データを入れて
最寄りのdmやRossmannなどのドラックストアへ行こう。
写真印刷の機械がどのドラックストアにも1台はあるはず。
それを使えば証明写真をその場で印刷することができる。
お値段なんと1シートで30セント!
1シートには6枚分の証明写真が印刷される。
駅でよく見かける証明写真の機械を使った場合1シートで7ユーロくらいするし
写りは悪いしで微妙である。
ということで、自分で撮って気に入った写真を印刷するのがダントツでおすすめ!
期限内に申請予約が取れない!
我が家の場合は日本への一時帰国の為、息子は既に日本のパスポートを取得していたので、ドイツ出入国でトラブルにならない様に即日発行されるKinderreisepassをとりあえず申請する事にした。
KinderreisepassもReisepassもBürgeramtで申請する必要があり、予約はオンラインのみ。
ちなみにどこのBürgeramtでも申請可能。
ベルリンの役所は恐ろしい程に予約が取れない。人が多すぎるからか、人員不足が原因かわからないがとにかく遅い。
中心地で最寄りのBürgeramtなんて確実に空きがないのでとりあえずベルリン全体を選択。すると空きが見つかったのが3ヶ月先だった、、、。
覚えておいて損はない、ドイツの役所予約の裏技!
なる早で予約を取るなら毎朝予約システムにログインして空きをチェックする必要がある。
予約システムのリンクはこちら→ Online-Terminvereinbarung bei Berliner Behörden
Reisepass申請の予約の場合はReisepass beantragenから予約を取る。
予約ページに行くとカレンダーが出てきて、ほとんど(もしくは全く)予約が空いてないのが普通。
パニックにならないでください!
とにかく、自分が行けるギリギリまで役所検索の範囲を拡げて空いていたらとりあえずで予約しておく。
私がお勧めするのは、とりあえず仮で予約を取っておいて、良い予約の空きがみつかるまで毎日チェックし空きが出たら即予約変更する方法。
面倒だけれど私は毎回この方法で希望の日時に予約が取れている。
予約は毎日午前中に更新されることが多いので、毎朝チェックするのがポイント!!
最終手段のBürgertelefon
上記の方法も間に合わない場合のとっておきの裏技!!
全く時間がなくて、すぐにでも予約を取らなければいけない場合は、Bürgertelefon115に電話すると運が良ければ当日の予約が取れる。
Bürgertelefon
Telefon: (030) 115 通話可能時間帯・・・月曜 – 金曜 07:00 〜 18:00
ドイツのパスポート申請で必要な書類
パスポート用証明写真 1部
両親揃って申請にいかない場合は承諾書(承諾書はワンオペの一時帰国の場合も必要だったりする)
両親のパスポートとドイツ人ならIDも念の為持っていく(私は一人で申請に行ったので、承諾書・オットのパスポート・ IDを持って行った。)
両親のMeldebescheinigung (Anmeldung の紙)
子どもが日本のパスポートを持っている場合は日本のパスポート
子どものGeburtsurkunde
子どもの日本のパスポート申請方法
窓口は日本大使館。
子どもは5年が最長。
手数料は50€(2022年時点)。現金のみ。
必要書類は日本から取り寄せた戸籍謄本、Geburtsurkunde 、証明写真、パスポート申請書。
申請してから1週間で発行された!