息子初めての離乳食 ドイツで揃える離乳食グッズと簡単調理法
記念すべき初離乳食をあげた時のお話です。初離乳食のリアクションが激カワでばっちり動画を撮っていて本当に良かったです。
今回は息子の初めての離乳食エピソードについてまとめてみました。
ー目次ー
離乳食の一般的なスタート時期
我が家は息子が生後5ヵ月になり母乳だけではもう足りてないなと感じ始めていたところで離乳食をスタートしました。
離乳食は5ヵ月から7ヵ月の間に始めれば良いので、体重も身長も成長曲線を大幅にぶち抜いていた息子に5ヵ月から離乳食をあげ始めていいものが待つべきか悩みましたが、母乳に追加でミルクをあげてもグズるようになってきたので生後5ヵ月ちょっとで開始しました。
結果的に離乳食を始めたらグズりが格段に減ったので早めに始めてよかったのと、心配していた体重も最初は増えましたが動く様になって安定したので5ヵ月からの開始で特に問題は無かったです。
ミルクよりも腹持ちがいいので長く眠ってくれる様にもなりました。
離乳食開始初日はこんな感じ



食いしん坊が誕生した瞬間
口に入れた瞬間、ハッ!!という効果音が見えました。まさに未知との遭遇といった感じ。その後にこーっと笑ったので口に入ったお粥は全部出ましたが、初めての食べ物にご満悦でした。
今は離乳食開始して数ヶ月経ちますが、炭水化物はご飯がお気に入りな様で一時帰国中のご飯の食べっぷりがすごかったです。日本のお米美味しいもんな〜、、。毎回ドイツに戻ってご飯を炊いて食べた時の絶望感が半端ない。
米も炊飯器も水も性能が違うので仕方ないですね。その代わりドイツのパンは最高に美味しいです。
お粥にはミルヒライスがおすすめ
ちなみに離乳食用にBioのミルヒライスを使って10倍粥を作りました。ミルヒライスは通常のお米よりも小粒で溶けやすいのでお粥作りに最適です。しかもミルヒライスはどこでも売っているのでポイント高。
ドイツではミルヒライスを牛乳と砂糖で煮てデザートで食べるのが一般的ですが、日本のお米に似ているので普通炊飯して主食にすることも出来ます。
ドイツで揃えるお勧めの離乳食アイテム
離乳食調理で使えるのは何と言ってもブレンダーです。
Braunのマルチクイックを重宝しています。
個人的にお勧めなのがこの↑セットです。右から二番目のアタッチメントで微塵切りにできるのでとっても便利です。洗浄も楽。泡立て器も便利。これ以上の付属は今の所必要ないかなと思います。
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絶対必要なのがシリコンビブです。生後5ヶ月から1年間毎日使用していますが、全然劣化していません。コスパ最強です。色もたくさんあっておしゃれで可愛いので贈り物にもお勧めです。
小さいのと大きいののセットもありますが、息子の場合は最初から大きいので大丈夫でした。
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離乳食中期以降は食事ごとに服が汚れるので腕部分も覆われているカバーがお勧めです。
我が家ではこれを↓2枚買って使い回しています。机ごとカバーするので床にも落ちにくいです。
毎回食事の後に着替えさせないといけないのはストレスですよね、、。
最初は付けるのを嫌がりますが、数回で慣れました。
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離乳食用に食器はレンジで使えるシリコン製のお皿を1枚購入しました。他は大人用のお皿を使っています。子供用食器でメラミン樹脂が使われているもの(白くて軽い素材)がありますが、レンジ不可で加熱すると有害物質が出てしまうとのことです。
ドラッグストアのdmなどで可愛い食器が売っています。
ストレスフリーな調理法
大人だと手抜きが可能な食事ですが、赤ちゃんの場合はそうはいきません。
育児に疲れている状態で手をかけて調理するのはかなりストレスになります。
実際に私は息子のご飯に精魂込めすぎて大人用の食事が相当な手抜きになってしまい(デリバリー、ピザ、パスタペーストなど)栄養不足でぶっ倒れそうになりました。
離乳食をネット検索すると毎食ものすごく手の込んでいるものばかりでゲンナリします。そんな食事を作る元気もやる気もないので、3種類くらいの献立を作り置きして与えています。
現在1歳5ヶ月ですが、誰よりも大きく健康に育ってくれているので大丈夫そうです。この食事で大丈夫なのか?と心配で医者に聞いたところ、とにかく塩と砂糖に気をつけていれば毎日同じでも大丈夫!瓶入りの離乳食でいいわよ!と言われました。
ドイツのおおらかな育児スタイル万歳!
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赤ちゃん用に毎回蒸し器で蒸すのは手間でストレスになるので私は炊飯器を使っています。
我が家の炊飯器はこちらのマルチクッカーです。蒸しトレイ付き。
4年以上毎日使っていますが壊れず優秀です。↓
炊飯器に付属している蒸し用のトレイが付いていればそれを使います。
蒸し用のトレイは炊飯中同時に蒸せるのでめちゃくちゃ便利です。
茹でるより蒸す方が栄養価も高いです。
蒸し用のトレイがない場合は、ご飯を炊く時に一緒に炊く方法もあります。
通常通り米を洗って水を入れる→真ん中部分に耐熱ガラスを入れてそこに少量の水と食材を入れる→通常通り炊飯するだけ!
これも面倒な場合は、ご飯と一緒に人参や芋を炊いてしまうのもアリです。
人参、サツマイモ、ブロッコリー、カリフラワー、りんごなどを蒸して与えていました。
肌荒れする子には口元のケアも大事
何の問題もなく離乳食を進めていましたが、離乳食が始まってからしばらくして口元が荒れる様になりました。
心配になり病院で診てもらったところ、敏感肌な赤ちゃんは口周りに食べ物がついただけでもかぶれてしまい、このまま悪化するとアレルギーにも発展するので注意が必要とのこと。
毎食前に口の周りにベビーワセリンや油分の多いクリームを塗ることが大事と指導を受けました。
クリームが口周りのお肌をコーティングしてくれるので肌の中に食べ物の成分が浸透するのを防いでくれるとのことです。
ドイツの離乳食開始メニュー
日本だと離乳食開始メニューは10倍粥ですが、ドイツの離乳食開始メニューはなんと野菜のピューレです。
初っ端から野菜か!!とそこでも文化の違いを知りました。
ちなみに野菜はにんじんかPastinakeと呼ばれる白にんじんが定番。Pastinakeはちょっと香草っぽいにおいがあり、スープに良く合いそうなお味の野菜です。
私はドイツ流の食育より日本の方が断然優れていると思うので(というか食育の概念が無い?)ストレス無い範囲で日本風の離乳食を息子に与えたいと思っています。
味覚は一生物だからね!!!