ドイツの大切な法律 Ruhezeit ドイツで騒音被害に悩まれている人、騒音の目安について解説
ドイツに住む上で知っておいたほうがいい法律があります。
それは、Ruhezeitです。
住宅の騒音問題で困っている人やどこまで家で音を出していいのか
わからない人は参考にしてみてください。
ー目次ー
ドイツの法律 Ruhezeit
ドイツの住宅に関する法律でRuhezeitというものがあります。
この法律はBundesgerichtshofによって定められています。
Ruhezeitは下記の時間帯です。
22:00〜6:00または7:00(ベルリンの場合は6:00です。)
日中は13:00〜15:00
祝日と日曜日は全日がRuhezeitです。
どれくらいの物音が許されるのか?
では、どれくらいの物音が許されるのか?という質問にもちゃんと
回答がされています。
・Ruhezeitではない平日の20時までは50デシベル
・夜間22時から朝6時までは35デシベル
デシベル単位まで決められているのがドイツらしいです。
デシベルを計測するにはスマホのアプリを使用するのがオススメです。
目安がわかりやすくて、この法律があるおかげで家での休息時間を妨害されずに済みます。
近隣住民へのクレームもこの法律を理由に迷惑行為をやめさせる
ちなみに、、、、
22時以降に30分以上シャワーもしくはお風呂を利用してはいけないという規則もあります。
(↑これは私自身が過去に苦情を言われたことがあります。勉強になりました。)
苦情を出す場合はまず当人同士で
もし騒音に悩んでいる場合やご近所トラブルなどは基本まず当人同士で
話し合います。
騒音がひどい→騒音の元になっている家に苦情を直接言いに行く→解決
直接言いに行く場合はできれば二人で、直接が難し場合は書面でもいいと思います。
普通の感覚の相手ならば大抵これで問題解決します。
(中には普通じゃない人も存在します。その話はまた別記事で)
当人同士では改善されない場合は、管理会社です。
様子がおかしかったり攻撃的な感じがする場合は直接はやめて
即管理会社でいいと思います。
管理会社からの警告=退去命令一歩手前です。
ホームパーティーの騒音
ちなみに、夜間に行われるパーティーの騒音問題は即警察に通報しましょう。
屈強な男性の場合は直接苦情でもいいかもしれませんが、大抵酒に酔っているので
トラブルに合う可能性があります。
警察が注意にきた場合、最初の注意で50ユーロから100ユーロまでの
罰金が科せられます。
あまりにひどい場合は5,000ユーロまでの罰金になります。
・
もし騒音被害で悩んでいる人は、この対処法を参考にしてみてください。
日本もこれくらいはっきりした規則があれば住宅騒音トラブルは改善されると思います。
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