ドイツの働き方 ドイツの最低賃金と違法労働について ミニジョブ・ミディジョブの定義

今回はドイツの仕事選びの際に知っておくべき知識を紹介したいと思います。

ミニジョブとミディジョブの定義

ドイツではミニジョブとミディジョブというものがあります。

ミニジョブ(Minijob)月の収入が450ユーロまで、年間5,400ユーロまで

ミディジョブ 月の収入が450.01ユーロ〜1,300ユーロまで

ミニジョブの雇用契約の特徴は、健康保険や介護保険、失業保険に加入していないことです。
これらの保険は従業員が自腹で払わなければなりません。

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BruttoとNettoについて

給与額面をBrutto、手取り金額をNettoと言います。

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ドイツの最低賃金は?

2020年度現在の最低賃金は額面で9.35ユーロです。

2021年1月1日からは9.5ユーロ、2021年7月1日からは9.6ユーロ

2022年1月1日からは9.82ユーロ、2022年7月1日からは10.45ユーロ

となります。

仕事探しについてはこちらの記事もどうぞ↓

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中にはこんな職場もあるので要注意!

ミニジョブとして契約書を交わして、毎月はみ出た分を現金で手渡しするといった悪どい雇用主がいます。

契約書すらない会社もあるようです。次の項目のSchwarzarbeitに該当します。

この場合、得するのは雇用主側だけで、従業員は健康保険も払われず社会保障も支払っていないことになるため
一見手取りは増えたように見えますが、自腹で健康保険費用等を払わなければいけないので変わりません。

いまだにこういった働き方を強制している所(日本人経営の店に多い)が多いので気をつけましょう。

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schwarzarbeitって何?

Schwarzarbeitとは未申告(無申告労働)の違法に行われた労働のことを言います。

雇用関係に対しての合意が契約書ではなく口頭で行われ、450ユーロを超えた分の賃金が現金で支払われる労働のことです。

違法雇用とは主に雇用主が従業員に保険を支払わず、所得税を納めていないため、税法や社会保障法に違反する雇用関係と定義されています。

Schwarzarbeitが発覚した場合、法的にどうなるのか?

依頼者は脱税などで刑法に基づいて起訴されることがあります。違法雇用の労働者を多く雇用する会社は、実刑判決を覚悟しなければなりません。また、Schwarzarbeitで働いていた従業員は雇用主が賃金を支払わない場合に、賃金請求を訴えることはできません。Schwarzarbeitで働いて賃金を得た場合、違法の認識の有無に関わらず合意で働いたことになるためです。

ちなみに、Schwarzarbeitの罰則は雇用主に最大で50万ユーロの罰金になります。。。
また、従業員が社会保障に登録されていない場合、従業員には最大で25,000ユーロの罰金が科せられる恐れがあります。

例えば、過去に働いていた従業員が退職後の腹いせに違法雇用主のSchwarzarbeitを通報した場合、どうなるかわかりますよね、、、?

こういった会社には関わらないのが一番なので、面接の時点で雇用形態と給与の振込方法などを確認しましょう。

ドイツの生活保護 Hartz 4

これ以外にも、生活保護(Hartz 4)を受給している者が、副業で違法に働いて余分なお金を稼ぐ行為は犯罪です。
この場合、給付金詐欺の罰則を受けなければいけません。

Hartz 4は社会給付であり、申請者は労働局のフォームにすべての収入を申告する義務があります。
申告されていない業務に従事し更にHartz 4を受け取った者は、起訴される可能性があります。
Hartz 4を受け取る際に不正な仕事をすると、罰金または5年以下の懲役が科されます。

ドイツで働く際には特にSchwarzarbeitの部分を注意して働きましょう!

その他ドイツで役に立つ税金や仕事についてはこちらのカテゴリーをどうぞ。

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