ベルリンで家探し その5 家の内見と応募方法 SCHUFAについて詳しく解説します

ドイツ移住の高い壁、それは家探し、、、!!

難関の家探しですが、コツを知っていると少し楽になるかと思います。

今回はドイツ ベルリン家探しポイントその5をご紹介しまーす。

その他の関連記事はこちらのカテゴリーからどうぞ。

テーマは内見時のアドバイス・応募について・SCHUFAについてです。

内見のポイント

良さそうな家を見つけても写真と実物が違うのがベルリンあるあるです。

写真ではめちゃくちゃ綺麗な家だったのに行ってみたらボロかった

部屋の写真がよく加工されていて実際の印象とは随分違った

部屋が思ったより暗かった、狭かった

などなど

逆に写真では微妙だったのに、実際行ってみたらすごく良かったりもします。

内見のポイントとして後で見返す為に出来るだけたくさんの写真を撮りましょう。

住人がいる場合はちゃんと写真撮影の許可をとるのがマナーです。

募集物件だけでなく、アパートの他の住民が

どんな雰囲気かもめちゃくちゃ重要なので共有廊下や階段もチェックしましょう。

靴やゴミがドアの前に散乱していたり

落書きだらけだったりする様な家は

トラブルメーカーが住んでいる可能性が高いです。

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内見の日にはこれを持って行こう!

内見にはボールペンを持っていき、配布される

居住希望の用紙にその場で必要事項を全て埋めて

見学が終わったらなるべく早く物件応募メールを送りましょう。

スピードが一番大事です!

居住希望の用紙は内見前に前もって送ってくれる担当者もいます。

その場合は前もって全部家で書いていきましょう。(大体フォーマットは毎回同じ)

内見中にその場でPCを開いて応募しているツワモノもいます。

それ位みんな本気です。

家に帰る時間ももどかしい場合は、近くのネットカフェから応募するのもオススメです。

記入してスキャンしたりしないといけないのでネットが繋がるカフェが便利です。

家の内見に50人集まるのは最近は珍しいことではないので必死になるのも当然ですね。

先日見たニュースではかなりのお得物件だった様で、

希望者が1000人集まったなんていうとんでもない記事を見ました。

どうやって最後の1人まで絞ったのが気になりますよね、、、。

よく言われるのが、ベルリンは仕事よりも家を見つける方が断然難しいということです。

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応募で一番大事な書類はそれはSCHUFA!

家探しで目にする単語SCHUFA、シューファと発音します。

SCHUFAとはドイツにおける個人の信用スコアになります。
ドイツに住む大勢の人はこのスコアをSchufa Holding AGという民間信用調査機関によって(いつの間にか)つけられています。

ちなみに、日本にも日本信用情報機構(JICC)という機関が存在します。

生活していく上で大きな契約をする局面(例えば、家の契約、クレジットカード契約、雇用契約)などで必要になります。

最近はWG契約ですらSCHUFAを求められることがあるようです。

社会的信用度を図るツールとしてはSchufaはかなり信用度が高いです。

スコアは100点満点で、95点以上なら特に問題なしと判断される様です。

2018年当時の私のスコアは97.5点でした。逆に2.5点の原点分が謎、、、。

家の契約で必要になるSCHUFAは下記のBonitätsauskunftという書類です。

SCHUFA-Bonitätsauskunft

↑こちらのリンクからSCHUFAを取り寄せることができます。

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色々あるSCHUFAのプラン

meineSCHUFA.deを見るとプランがたくさん出てきます。

ちなみにmeinSCHUFA.deはSCHUFAの公式サイトですのでご安心ください。

それにしてもプランがたくさんあってどれにしたら良いのかよくわかりませんよね。

そんな人のために簡単にまとめてみました!!

meineSCHUFA.deのページを上から順番に説明します。 SCHUFA-Bonitätsauskunft

↑SCHUFA Bonitätsauskunftが物件応募の際に必要な書類となります。

SCHUFAは個人の社会的信用を証明するもので内容は日々更新されていきます。

大抵の場合、3ヶ月以内に発行されたものという条件付きになります。

ちなみに、物件応募の際はSCHUFA原本でなくてはいけませんので、

物件応募に落ちた場合は
SCHUFA原本を返却してもらうのが良いと思います。

費用はSCHUFA Bonitätsauskunftの発行1部につき29,95ユーロです。


meineSCHUFA kompakt

meineSCHUFA kompaktはオンラインで日々のSCHUFAスコアが確認できます。
また、SCHUFAのアップデートがあれば即時にお知らせが届きます。

月々3,95ユーロで12ヶ月契約からとなります。登録手数料で別途9,95ユーロかかります。

SCHUFA Bonitätsauskunftの発行手数料は1部につき14,95ユーロです。(通常価格よりも15ユーロ割引)


meineSCHUFA plusというプランもあります。

meineSCHUFA kompaktとの違いは個人情報保護のセキュリティ面が強化されている部分です。

月々4,95ユーロで12ヶ月契約からとなります。登録手数料で別途9,95ユーロかかります。

SCHUFA Bonitätsauskunftの発行手数料は1部につき14,95ユーロです。(通常価格よりも15ユーロ割引)


meineSCHUFA premium

こちらは経営者向けのプランとなっています。

月々6,95ユーロで12ヶ月契約からとなります。登録手数料で別途9,95ユーロかかります。

SCHUFA Bonitätsauskunftの発行は1部無料でそれ以降は1部14,95ユーロです。

SCHUFA-UnternehmensAuskunftの発行は1部無料でそれ以降は1部28,5ユーロです。

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物件応募にはこちらのSCHUFAがおすすめ

上でご紹介した通り、プランが4パターンあります。

物件応募にのみSCHUFAが必要な場合は、

SCHUFA-Bonitätsauskunft meineSCHUFA kompakt

こちらのどちらかで十分ではないかなと思います。

特にSCHUFAスコアに問題がないと確信している場合は

直でSCHUFA Bonitätsauskunftを1部発行すれば良いですし。(万が一スコアが悪くても取り直しは不可)

少しでも良いスコアのSCHUFA Bonitätsauskunftを取り寄せたい場合は

meineSCHUFA kompaktを利用してスコアのチェックを行い

リスクが少ない時にSCHUFA Bonitätsauskunftを取り寄せるのが良いかと思います。

現在のベルリンでは物件競争率がとんでもないことになっているため、物件所有者が頼りにする入居者審査のツールとしてSCHUFAスコアはとても重要になっています。

物件探しが長引きそうな場合はmeineSCHUFA kompaktにすると

SCHUFA Bonitätsauskunftが割引になるので毎回1枚ずつ発行するよりもお得になります。

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応募は何よりもスピードが命!

なる早で応募用紙に必要事項を明記し

ベルリンの家探しその3で紹介したすべての書類と

SCHUFAを担当者へメールしましょう。

どの物件も競争率が高いのでスピードが命です。

用意した書類以外にも特殊な書類がある場合がありますので、配られる

応募用紙をちゃんと読んでからメールしましょう。

後は先方からの連絡を待つのみです。

これで一応の家探しの流れは終わりです。

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家探しまとめ

家を見つけて、アポイント取って、書類を準備して送って毎回この繰り返しです。

ベルリン/ドイツ家探しの辛い時期を乗り越えれば、晴れて素敵な家が手に入りますので諦めないで!

しかし、ベルリンの家探しは年々難しくなっています。

本ブログ内容は筆者の1X年のベルリン生活で得た個人的な経験と知識を元に作成しています。

ちなみにこれまでのベルリンでの引っ越し回数は8回です。

情報は日々更新されていきますので、あくまで個人の体験談として参考にしてください。

次は家が決まってから入居までの流れをご紹介しまーす。

ベルリン住宅事情についてもっと知りたい人は下の関連記事からどうぞ〜!!

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