ベルリン家探し まとめ 最後まで気が抜けない賃貸契約について

これまで家探しのちょっとしたコツを紹介してきました。

今回は家探しの流れのまとめと賃貸契約についてまとめていきたいと思います。

ドイツ、ベルリン家探しの流れと契約まで

ドイツの家探しの流れはざっとこんな感じです。
それぞれの細かい説明はこちらのカテゴリーを参照してください。

1、条件にあった家を不動産サイトでみつける。

  ※お役立ちリンク集を参考にしてください。使えるURLのってます。

2、興味ある物件に内見と詳細書類についてメールする。

3、内見に行く。

4、気に入った場合は物件担当者に応募書類と必要書類をメール。

5、選ばれた場合、不動産仲介業者または物件管理会社にて契約。

  その場で書類をよーく読んでから契約書にサイン。(英文での契約書が必要な場合は前もって伝える。)

6、新居にて大家立ち会いで入居前のコンディションチェックと物件の設備説明。

7、敷金と礼金の振込が確認されたら、後日鍵を受け取って入居!

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入居が決まったら

物件応募の戦に勝ち晴れて最後の一人に選ばれた場合、不動産会社から数日中に電話があります。

電話では簡単な説明のみで、メールで賃貸契約する事務所の詳細が送られてきます。

契約の前に再度家の下見などはなく、内見の時に一度見たのみで家の契約をしなければいけないということです。内見はとても重要です。

選ばれなかった場合は大抵は連絡はないので、何日も待たずに次に行きましょう。

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契約書がない賃貸契約はしない

そもそも、契約書がない様な賃貸契約はすべきではありません。

ドイツは書類文化なので、契約書が全てです。逆に言うと契約書がないと言うことはどんなトラブルに巻き込まれても文句は言えないということになります。日本人同士の場合、こういった部分を端折られてしまうことが多い様です。

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契約書で気をつけるポイント

一番重要な契約書内容のポイントをご紹介します。

金額全般(Kaltmiete 、Warmmiete 、Nebenkosten、Betriebskosten全てが正しいかどうか)

何を借りるのか(家具付きの場合は内容を確認)

入居日

(決まっていれば)退去日

契約期間

家の広さが正しいかどうか

契約する家の住所があっているかどうか(詐欺で別の家を契約させられていないか確認しましょう)

家の階数とその階の左か右の家かの記載があるかどうか

Kaution(デポジット)の支払い方法

契約者の個人情報・・・全てミスがないか確認します。

こんな感じでしょうか。

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契約時のポイント

新居のコンディションチェックはとーーーっても重要です。

入居前に不備を直してもらえる最後のチャンスなので、気になる点は全部指摘して直してもらいましょう。

チェックすべき点はこんなところ

壁の塗り直しがされているか

窓とドアの立て付け

鍵はちゃんと閉まるか

鍵がいくつもらえるか

コンロとオーブンは作動するか

冬場ならハイツングも回してみる

天井を見て雨漏りの痕跡がないか

床の傷

家具付きなら家具の状態もチェック

壁にカビが繁殖している箇所はないかなどなど。

これくらいかな?

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記録が大事

修理してもらう箇所は全て写真を撮りましょう。

床や壁に傷がある場合は、それも指摘して修理のアポを取るか

修理してもらえないなら写真を必ず残します。

写真を残す理由としては、入居前すでに存在した傷や不具合にも関わらず

退去時に全てのリノベーションを押し付けられるトラブルを避けるためです。

綺麗にして退去したのに難癖つけられて

敷金が戻らないというのは残念ながらよく聞く話です。

大家もコンディションチェックの書類を記述していますので、

そこにどのような不具合があるか細かく記載してもらいましょう。

その場で水道、電気、ガスのメーターも確認して記録します。

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実際にあったコンディションチェック見落とし箇所

コンディションチェックの際に見落としてしまい

入居後に気づいた実例をご紹介します。

・バスルームの鍵が何故か外側についていた

・キッチンシンクのパッキン部分が接着されておらずシンク下に浸水しまくり

・備え付けゴミ箱がきちんと取り付けられておらず一度開けたらドアが閉まらない

上の二つはどうやら大家の友達(業者でもなんでもない)が取り付けたもので、かなり適当なものだった。

・天井の高い家で電球が全部切れていた(通常の高さのハシゴでは届かないので大家に変えてもらった)

・入居時すでに床がボロボロなのにそれがチェックシートに明記されていなかった。(指摘しなければ危うく退去時に全て綺麗に直さなければいけないところだった!要注意!)

・入居前の壁の傷の見落とし(これも言わなければ自分のせいになる!)

他にも色々ありますがこんな感じです。

私達は入居した日に全て気づいたので慌てて全部写真に撮って即日メールで送りました。

幸い全部追記してもらえました。

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賃貸契約書にサインするまでは絶対に気を抜かない

賃貸契約書も、新居のコンディションチェックの書類もとにかく全てきちんと目を

通してからサインをしましょう。

不安があれば、賃貸契約書に不審な点はないか

持ち帰って弁護士にチェックをお願いするといいかと思います。

もし何か気になる点が少しでもあれば、とことん追求しましょう。

あやふやでサインしてしまうのが一番危ないです。

ベルリン住宅事情についてもっと知りたい人はこちらのカテゴリーからどうぞ〜!!

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