ベルリンの日常 自然に溢れたベルリン そこら中に自生している食べられる植物 Bärlauchのパスタソース
ベルリンは自然に溢れていて、首都にしては植物や大きな公園が多い街です。
今の時期だといたるところでキノコが自生していたり、郊外の森に行けば日本では高級食材のポルチーニ茸が
採れたりします。ポルチーニはドイツ語でSteinpilzと言います。
Steinpilzはドイツでも高級品です。
ドイツでキノコ狩りをする場合は、プロのガイドと一緒に採集できるワークショップに参加するのも安全でおすすめです。
ー目次ー
野草摘み
先日散歩中に見かけた光景。。。
![](https://i0.wp.com/berlinenikki.de/wp-content/uploads/2020/11/yasou01.jpg?resize=800%2C700&ssl=1)
草ボーボーの中で黙々と作業していたので、草むしりしてるのかな?と思いきや、、
![](https://i0.wp.com/berlinenikki.de/wp-content/uploads/2020/11/yasou02.jpg?resize=800%2C700&ssl=1)
おばちゃんがルッコラを大量にむしっていました。ビニール袋二つ分くらい。
すごく立派なルッコラだったな、、。
買い物終わった後に、その場所を見てみたらルッコラが生えてた場所だけきれいになってました。
しかもこのルッコラを摘んでいるおばちゃんはこれまで何人か見たことがあります。生活の知恵!
ルッコラだけじゃなく他にも色々生えてます
ルッコラはそこら中に生えているのですが、カモミールやミントも良く見かけます。
どうやらミントは一度生えると繁殖力がすごいみたいですね。
そんなルッコラもミントもなぜか我が家のプランターでは育たないのが謎です、、、。
ドイツの野草ならBärlauchがおすすめ!
ちなみに、ドイツで自生している植物でおすすめなのがクマネギです。
他の呼び名はラムソン、クマニラで日本の行者ニンニクの仲間だそうです。
ドイツ語ではBärlauchと言います。
4月〜5月頃に森で大量に自生しているものを採集することができます。
Bärlauchはニラの様に使うことができて香りが良く、餃子やパスタソースにすると絶品です!
Bärlauchのパスタソース
レシピなんているほどのものではないですが、紹介します。
Bärlauch たっぷり
ニンニク 一欠片
オリーブオイル たっぷり
松の実 ひとつかみ
岩塩、胡椒 少々
松の実は炒ると香ばしくて美味しくなります。
↑こちらの材料をブレンダーやミキサーで混ぜるだけ!
私は口の広いガラス容器で作っています。ブレンドも保存も一つでできるので楽。
Bärlauchが無い時期はバジルでも美味しくできます。
パスタで食べるときに、上のパスタソースにパルメザンチーズをかけると相性バッチリです。
パスタ以外にもソテーしたお肉にも合います。
Bärlauchの注意点
採集する時は、白い花がついたものは食用の時期をすぎたものなので採らない様にしましょう。
Bärlauchはスズランやイヌサフランという植物と形状が似ているので、間違えて採集して食中毒を起こす事故が多発している様です。気をつけましょう。