ドイツでねんねトレーニング ネントレのプロとの出会いと赤ちゃんの寝室作りについて

前回の記事に引き続き今回もネントレについて書いていこうと思います。

これまでのお話はこちら↓

1年以上添い乳をした事により息子の乳依存がかなり深刻になり、同時に母のストレスがマックスになったところで自己流のネントレと夜間断乳に挑戦したものの見事に失敗しました。

世の中には大量に夜間断乳やネントレについて情報が溢れているというのに、夜間断乳すら何故上手くいかないのかネントレ・夜間断乳失敗後にやや落ち込みました。

添い乳での夜泣き対応をダラダラ続けて、いつか訪れる卒乳までずっと細切れ睡眠が続くのかと想像して軽く絶望していました。

・・・・

今回はネントレのコンサルタントとの出会いと環境作りについてご紹介します。

きっかけは友人の一言

夏のネントレ失敗からしばらくして相変わらずの夜泣きルーティーンだったため、オットと話し合い自己流がダメならやっぱりプロに頼もう!となりました。

ネントレコンサル探さないとな〜・・と細々とリサーチし始めました。

検索ヒットした中には日本在住のネントレコンサルタントやドイツ在住の方などたっっくさん出てきました。

最近はZoomを使ったリモートでのコーチングが主流なので世界中どこからでもコーチングが受けられます。この点は本当に便利!!ただ、どの人を選べば良いのか選択肢が多すぎて選べないまま時間が過ぎていきました。

そんな時に偶然、数ヶ月違いの子を持つイギリス在住の友人から連絡がありました。
(彼女の息子の方がうちの子よりも4ヶ月年下。)

子育ての話題になり、彼女はたまに夜ベビーシッターに来てもらって旦那とデートを楽しんでいるとの事。

しかも、息子君は毎日19時に寝て朝7時まで通しで寝るとの事。

旦那とデートは別にしなくてもいいけど、自分の時間が持てるのは本当に羨ましいな〜・・・

またネントレしなくても朝まで勝手に寝るようになったとかでしょ?

いいないいなーと思いながら聞いていましたが、詳しく聞くと

勝手に寝るようになった訳では全くなく、夜泣きが酷くてプロ監修のネントレをしたことで

劇的に睡眠が改善したとの事でした。

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ネントレコンサルタントが見つかった

更に話を詳しく聞くと、彼女の大学時代の友人にスリープコンサルタント(ネントレコンサルタント)

として活躍している人がいて彼女に依頼したとの事でした。

友達だからという贔屓目なしにネントレを彼女に頼んでとっても良かったとの事だったので私も早速紹介してもらいました。

ロンドン在住のネントレコンサルタントは実績も多く、彼女自身も2人の子持ちで先輩ママとしての経験に基づいたアドバイス(ネントレ以外の育児についてのアドバイスも)がたくさんもらえたのが良かったです。

今回私達は「夜間断乳・朝まで通しで眠るようになる・ベビーベッドに置いたら寝かしつけ無しで泣かずに自力で寝るようになる」というかなり高い目標を設定しました。

ここからは12ヶ月の息子に合わせた指導になりますのでご注意ください

またネントレ内容をブログで紹介する許可もネントレコンサルタントから取っています。

コーチングする家庭に合わせて内容は変えているので特に問題ないとの事です。

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ネントレを始める前に重要な環境作り

ネントレを始める前にまず最重要な理想的な赤ちゃんの寝室について説明されました。

ネントレコーチおすすめの必須アイテムは下記の6つです。

・赤ちゃん専用の寝室

・高い柵が四方にしっかりあるベビーベッド

・スリーパー

・ホワイトノイズマシン

・ベビーモニター

・一筋の光も入らない完全に暗闇の寝室

それぞれの項目について説明していきます。

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赤ちゃんと寝室を分ける

我が家は息子専用の個室が作れましたが、もし親と寝室を分けられない場合はベッドを最大限離して衝立などをして気配を消して夜間に赤ちゃんを起こさない工夫が必要になります。

親が近くにいると察すると赤ちゃんが覚醒してしまうので一番良いのは寝室を分ける事です。

ネントレ開始前は息子とクイーンサイズのベッドで一緒に寝ていたのですが、ネントレコーチ曰く添い寝をする事により母親も赤ちゃんもお互いが睡眠を妨害しあってしまいどちらもしっかり休めないので添い寝は絶対におすすめしないとの事でした。

新生児期から授乳は座って行い、赤ちゃんがうとうとし始めたらベビーベッドで寝かせるようにするとのこと。何度も聞いてわかっちゃいるけど実際難しいですよね・・・。

息子と1年以上隣で一緒に寝ていたのにネントレを開始した事で添い寝が出来なくなってしまったのが一番寂しかったです。息子の睡眠が安定するまでは我慢です。

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ネントレグッズ ベビーベッド

ネントレ必須アイテムで最重要なのがベビーベッドです。

暗闇の中で赤ちゃんが動き回って怪我をしてはいけないのでベビーベッドで寝かせます。

赤ちゃんが立ち上がっても乗り越えられない高さの柵がついたベッドを用意しましょう。

我が家では生後2ヶ月頃までは使用していましたが、大人用ベッドで添い寝を始めた事により

1年近く使われずただの物置になっていました。

ベビーベッドは赤ちゃんが立ち上がって乗り越えられない高さが必要なのと

柔らかすぎるマットレスだと窒息する恐れがあるのでマットレスは硬めにするのも重要なポイントです。

こちらのベビーベットは木製で頑丈。更に赤ちゃん期以降も使えてお手頃な値段。

長く使うかわからない場合は、折り畳めるベッドに別売りの硬めのマットレスを合わせるのもおすすめです。

ちなみに我が家は成長に合わせてベッドの形を変えられるSTOKKEのSLEEPIというベッドを使っています。

長く使えておしゃれで細部まで作りも丁寧なのでとても気に入っています。

他社でもSTOKKEと同じようなコンセプトのベッドを販売しているのを見つけました。

ベットを組み立て直せば机と椅子にもなるとの事。お値段もSTOKKEより手頃です。

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ネントレグッズ スリーパー

ベッドと同様にとても重要なのがスリーパーです。

赤ちゃんに枕や布団が覆いかぶさるのが怖いので、ベビーベッドには枕や布団を置きません。

スリーパーにはTOGという分厚さの単位がありますので季節に合わせて使い分けます。

足まですっぽり包むタイプのスリーパーがおすすめです。

息子は2歳を過ぎて足が覆われるタイプのスリーパーを拒否する様になりました。

足を包み込むタイプが嫌いな子の場合はこちらのような足が出たタイプのスリーパーもあります。

スリーパーのサイズはやや大き目を着せる様にしています。

寝るときの服装は、冬場はボディ→パジャマ→スリーパーという風に着せています。

パジャマが爪先まである場合はスリーパーを足が出るタイプにして暑過ぎないよう気をつけています。

ちなみに、寝苦しくならない様に室温は18度前後にする様に気をつけています。

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ネントレグッズ ホワイトノイズマシン

ネントレコーチ推薦のホワイトノイズマシンはこちらになります。

私たちも愛用中でネンネには不可欠のアイテムです。旅行にももちろん持って行っています。

いくつか他にも購入して試しましたが、これがダントツで使いやすく外部からの雑音をバッチリかき消してくれます。

我が家は両隣と工事で屋外がうるさいのでホワイトノイズは必須です。朝まで付けっぱなしです。

使用中も消灯することが可能なので(他の製品はスイッチ部分が光るものが多い)寝室を完全な暗闇にしなければいけないネントレには最適です。

ボタンが光る場合は黒いマスキングテープで隠せば大丈夫です。

充電式ではなく電源が必要なタイプですが、ほぼ自宅で使うので充電である必要は無いなと思いこちらを購入しました。

充電式が良ければポータブルタイプのホワイトノイズもあります。

ポータブル式だと飛行機の機内とか、外出時にベビーカーで寝た時の雑音消しに使えますね。

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ネントレグッズ ベビーカメラ、ベビーモニター

ベビーモニターはスマホからモニタリング出来るベビーカメラを選びました。

アプリをインストールした複数のスマホやタブレットで同時にモニタリング出来るのが便利です。カメラのみなのでモニター付きよりも安価。

いくつか試してみて手頃で使いやすいこちらに決めました。

手頃な価格ですが、動体検知機能で動きがあるとスマホアプリに通知がきます。

ベビーモニター、ベビーカメラを選ぶ上でナイトモードで赤ちゃんの動きがきちんと見えるが重要です。

他にも動体検知・音検知・温度検知のセンサー付きのものもあり、

赤ちゃんが泣くと同期させたスマホやモニターに通知がきたり自動で繋がったりします。

また、Wifi環境が不安定な場合は、ベビーモニターとカメラのセットがおすすめです。

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部屋を完全な暗闇にする方法

赤ちゃんは光に敏感で、ちょっとした光が夜泣きの原因になることがあります。

したがって寝室は完全な暗闇にしなければいけません。

一筋の光も遮断しなくてはいけないので例えばコンセント部分の電源が赤く点灯しているものは、電源部分の光る部分を隠す必要があります。

私は窓に貼る遮光シートを使用しています。

吸盤またはマジックテープで窓枠に貼り付けるタイプなので、日中はシートを剥がして

光を入れています。こちらの遮光シート+遮光カーテンで完全に暗闇状態を作れています。

ドアにも外側から遮光カーテンをしています。

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まとめ

ネントレグッズを揃えている数日の間、息子のタイムスケジュールを記録しました。

お昼寝の回数と時間、食事の時間を記録しておきます。

次回はネントレのプロに指導された正しいルーティーンについてご紹介します。

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