ドイツ ビザ フリーランスビザ/アーティストビザ申請の必要書類のまとめと解説

今回はドイツのビザ、フリーランスビザ(アーティストビザ)の申請についての詳細をまとめていきたいと思います。

ドイツのフリーランスビザ・アーティストビザの申請に必要な書類

下記でドイツのアーティストビザ・フリーランスビザの職種例とフリーランスビザとは何かについて説明しました。

ここからはドイツのアーティストビザ・フリーランスビザの申請までに準備するべき書類をご紹介します

1.CV
ドイツ形式の履歴書の事

日本での職歴や資格、アーティスト活動歴などを
まとめたもの

ドイツ形式の履歴書の作り方はCV Musterなどのキーワードで検索するとたくさんフォーマットが出てくる。


2.ビジネス計画書
今後どのように生計を立てていくかの計画書
(私の時は仕事の契約書などで足りたようで不要でした。)


3.仕事の契約書、推薦状
過去の仕事の契約ではなく、今後仕事がある事を証明できるもの。
必須ではない。

でも契約書と推薦状が提出できるとと説得力が増すので頑張って集めましょう。
アーティスト仲間とのコラボ計画書も一応契約書の内に入りますので、コラボするアーティストに
一筆書いてもらいましょう。自分でフォーマットを作ってサインだけお願いする形でも大丈夫です。
ただし、役所で調べられる場合もあるので、ビザの書類に関してはくれぐれも虚偽の計画書は提出しないこと。


4.銀行預金口座情報
アーティストでほとんど稼ぎがなくても1年〜2年間分生活費がカバーできる額は必要。

最低でも、毎月の家賃・保険代・生活費の12ヶ月分をカバーできる金額は口座にあった方がいいかと。
十分に預金があれば一度で最大3年分ビザをもらえたりする。

預金がない場合、親からの資金援助の誓約書でもビザがもらえた例はあります。


5.賃貸証明書
管理会社からの正式なものでオリジナルでなければならない。
家のHauptmieterではなく、家の所有者(つまり管理会社)からの証明書が必要。

WGの場合、同居人からの証明では不十分で、又貸し禁止物件に住んでいる場合も賃貸証明書はもらえない。
この部分に関しては別記事でドイツの住宅事情について詳しく説明していますので参考にしてください。


6.Anmeldung  住民登録
これはドイツで生活する上で必ず必要。Anmeldung取得には5の賃貸証明書が必須。

住民登録できない物件は、賃貸証明書も発行してもらえないので入居はやめましょう。

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7.健康保険の加入証明

ワーホリからフリーランスにビザを切り替える場合、ワーホリ保険の延長でビザがもらえる場合もごく稀にあるが、却下される場合がほとんどです。

確実に一度でビザが欲しいなら旅行保険では無く、ドイツの公的保険かプライベート保険に加入すべき。
フリーランスビザの一番の難関は保険加入と言っても過言でないくらい。
大抵が保険が不十分でビザをもらえない。

ただドイツの公的保険はビザの残りが一年未満だと加入させてもらえない場合がほとんど。
過去にあるアーティストのビザ申請のお手伝いをした際には、大手公的保険はビザの残りを理由に全て断られました。
結局、プライベート保険に入り無事にビザがおりました。

プライベート保険は割高だけど、簡単に加入できます。
ドイツの保険については詳しくこのカテゴリーで解説しています。参考にどうぞ。

下のサイトからベストな保険を見つけることができます。
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8.アーティストの場合はホームページとポートフォリオ

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ポートフォリオ作成に便利なサイト

プロフェッショナルなポートフォリオを創ってみよう
(ポートフォリオは作品をファイリングしたもの。)

・活動履歴をしっかりまとめたサイト
・当日提出するのはオリジナルではなくコンパクトにまとめたもの
・音楽系の場合はCDの現物を持っていく

おしゃれなポートフォリオサイトが無料で簡単に作りたい場合はこちらがオススメ。
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ユニークなポートフォリオを創ろう
無料で簡単にカスタマイズできる海外発のポートフォリオ作成サイトです。

ポートフォリオサイトのURLもCVに明記します。
アーティストでのビザ切り替えの場合、ホームページは説得力が増すので是非作りましょう。

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その他にもあったら有利な書類

他にも、アート系でビザを申請する場合は念のため日本の美大の卒業証明提出をおすすめします。
英文の卒業証明が必要です。各大学にお問い合わせください。

資格が証明できる職種の場合(ネイリスト、アイリスト、ヘアメイクなど)はその書類も提示しましょう。


書類は全て移民局でスキャンを取られます。
更新時に過去に提出した書類と見比べられたりもするので、使い回しはNGです。


勿論全ての書類はドイツ語で提出すること。
英語で大丈夫な場合もありますが、これもまた人によります。

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