ベルリンで家探し ドイツ住宅の種類と特徴 それぞれの住宅のメリットデメリットについて

ベルリンは年々家探しが難しくなっています。

海外のスタートアップの会社がオフィスをベルリンに構えるようになり

(ベルリンは首都なのに他の大都市に比べて家賃が安いから。)

ベルリンの人口が増えたことと、家が単純に足りてないから。

人気の大学もたくさんありますし、クリエィティブ系の職業の人がベルリンに

集中するということも理由です。

元々ベルリンに住んでいるドイツ人にも家が無いので外国人に住宅が回ってこないのは

当然とも言えます。

住宅の種類について

ドイツの住宅の種類は大まかに4タイプに別れています。

アルトバウ

ノイバウ

アルトノイバウ

ホッホハウス

家探しでもよく出てくる単語なので、知っておいて損はないと思います。

それぞれの特徴は以下の通りです。

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Altbau

white bed near white window

Altbau

築百年ほどの建物をアルトバウと呼びます。

ベルリンの街は戦争の被害があり、建物の多くは戦後に残った建築を修復したものです。

外壁はそれぞれの建物で個性があり、中は石造りで部屋が広く作られています。

天井は4メートルほどあり、彫刻の施された大きな扉と天井に美しいレリーフなどが

残っていたりするのでアルトバウを好む人は多くいます。

現在の我が家はAltbauですが、残念ながらリノベーションされたAltbauなので

彫刻もレリーフも無く全く趣がないです。

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Altneubau

white concrete building with green grass lawn

Altneubau

1950年から1965年頃の間に建てられたアパート群をアルトノイバウといいます。

旧東ドイツ地域に多く見られます。

アルトバウの様にデザイン性はなく、日本人のイメージするアパートといった風情です。

建物の外見はあまり特徴がなく、どれもほぼ同じ見た目です。

天井はアルトバウよりやや低いです。

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Neubau

white and brown concrete building

Neubau

ノイバウとは50年代以降に建てられたもの全てを指します。

外観の特徴は日本の団地の様に見える建て方のものもあれば、デザイン的なものまでタイプも様々です。

天井が3m以下なのも特徴です。それでも日本の家と比べたら高いですが。

ちなみに、新しく建てられる家も全てNeubauと呼びます。

ここ数年で建てられるNeubauプロジェクトは殆どが高級住宅か

学生向けデザインアパートなどのミクロアパートメントが多いです。

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Hochhaus

ホッホハウスとはノイバウの高層アパートです。25階なんてのもあります。

地震がほぼ無い国なので建てられる建物ですね。

知人がホッホハウスに住んでいたことがあるのですが、エレベーターの点検中は

苦労する様です。

多くは安価な家賃の物件ですが、最近は住民専用ラウンジやサウナ、ジム付きの

高級高層マンションも建てられています。

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それぞれの建物の住み心地・個人的感想

私は今までアルトバウ、ノイバウに住んだ事があります。

アルトバウはどこまで新しく改装されているかで快適度が変わってきます。

メリット

アルトバウ、、家が広い、天井が高い解放感あり、趣がある

ノイバウ、、比較的家賃が安い、扉や窓の立て付けが良いので暖房費が押さえられる、床暖房があったりする。
(ノイバウの中でも完全に新築で建てられたデザイナーズマンションの様なノイバウは別格、家賃が高いです。)

デメリット

アルトバウ、、広く天井が高い分寒い、ドアの立て付けが悪く隣人の音が響く、防カビしないと壁がカビる、人気で家賃が高い

ノイバウ、、天井が低く圧迫感がある(慣れたら感じないかも?)

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まとめ

こうやってみるとアルトバウの方がメンテナンスが必要だし、お金がかかるんですよね。。
建物自体が古いのでよく不具合が起こります。特に水道関連。

どちらにせよ、冬が長ーいドイツなので入居前に窓の立て付けや、構造はよく見た方がいいです!

寒い家だと暖房費がものすごいことになってしまいます!

年の半分の10月〜3月は暖房必須な国ですので、、。

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最近は田舎の一軒家もいいなーと思っています。

郊外で庭付き二階建ての一戸建てが中心部と同じ家賃なので。

リモートワークならどこからでも働けるのでオットの同僚は海外の実家から仕事している人もいたりします。

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