ベルリンで家探し ポイントその2 ドイツ語問い合わせメール例文と住宅用語、暖房費にご注意!
ベルリンで家探し ちょっとしたコツをお教えします パート2。
今回はドイツ語での問い合わせメールの書き方、ドイツの物件でよくある話、住宅用語と光熱費についてまとめてみました!
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ー目次ー
問い合わせメールはドイツ語で!
まず問い合わせの基本はドイツ語です。
物件情報が英語で書かれている場合は、オーナーも
外国人である可能性が高いので英語で問い合わせしても問題なく返事は来ると思います。
しかし、手頃な物件を所有している個人管理物件のオーナーの多くは年配の人が多いため英語でのやり取りが難しくドイツ語でのやりとりを好みます。
日本語でやり取り可能な日本人オーナーや親日で日本人に対して優先的に正当な価格で家を貸してくれるドイツ人オーナーも稀に存在します。
しかし、そういった好条件の家はそもそも空きがありません。
空いても口コミで次の入居者はすぐ見つかってしまうのでAngebotとして情報が出ることはありません。
長く住む家を探す場合や、きちんと整備された正当な価格の家をみつけるためには
少しでもドイツ語を理解する必要があります。
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ドイツ語での物件問い合わせメール例文
見学したい物件をみつけたら、まず資料請求と見学予約のメールを送りましょう。
ドイツ語例文はこんな感じです。↓↓↓↓
Sehr geehrte Damen und Herren,
ich bin an einem Besichtigungstermin interessiert und wäre
Ihnen verbunden, wenn Sie mir ein Exposé mit weiteren Informationen
übersenden könnten.
Vielen Dank im Voraus.
Mit freundlichen Grüßen,
XXXXXXX(あなたの名前)
・・・・・・・・・・・・・・・・
内容はというと、物件内覧の予約依頼と物件の詳細資料(Exposé)を送ってほしいという内容になります。
資料をもう一度見て、再度物件のコンディションを確かめます。
Exposéにはネットで記載された情報以外にも細かく載っていますのでまずは資料請求してみましょう。
ドイツの物件あるある
これまでこんな物件がありました。
・実はキッチンがついてない(ネットではキッチン付きの写真掲載)
・ネットの写真は加工されていて随分綺麗に見えたが実際行ってみたら汚く古かった
・地下倉庫がない(これはよくある)
・ネットでみた部屋数より少ない・多い(これもよくある)
・やたらと管理費が高い
資料をみて特に問題なさそうであれば、相手方の指定する日時に
見学へ行きます。
住宅用語のドイツ語
家探しをしていると、必ず目にするのがBKやEBKなどの略語です。
ドイツ語は単語がやたら長いので単語の頭文字だけをつなげて省略されることが多いです。
(社名も省略されているものが多い。VW、KSK、TKなどなど)
メジャーなドイツ語住宅用語をまとめてみました。
ABーアルトバウ
BDーバスルーム
BKーバルコニー
ca.ー約、おおよそ
DGー最上階
EBKーシステムキッチン
EGー日本式1階※ドイツでは1階というと日本でいう2階の事をいいます!
FSーエレベーター
FbHー床暖房
Garー庭
GEHーガスハイツング※ハイツングについてはその2を参照。
HKー暖房費
Immo.ー不動産屋
inkl.ー○○込みという意味
KMー暖房費抜きの家賃
Kuーキッチン
NKー共益費
OGー○○階という意味
ÖHーガスハイツング
WMー暖房費込みの家賃
Whg.ーアパート
Zi.ー部屋
ZHーセントラルハイツング
他にもたーーーくさんありますがだいたいのところだけおさえてみました。
最初は暗号みたいで分かりにくいですが慣れるとサラサラ読める様になります。
KaltとWarmについて
KM、WMなどの単語ですが、
Kalt Miete (KM)カルトミィテ・・・・・暖房費抜きの家賃
Warm Miete (WM)ヴァームミィテ・・・暖房費込みの家賃
このふたつの単語は部屋を探しているとやたら出てくるので覚えましょう。
KMは部屋代+水道代(冷水のみ)をさす事が多く、
WMは部屋代+水道+お湯+暖房+共益費です。
値段は重要なので契約前に勘違いがない様にしっかり聞きましょう。
部屋は1平米いくらか、水道、暖房はいくらで考えてるのかなどがポイントです。
暖房費を追加請求された経験あり
光熱費については冬の暖房代の追加請求も想定しておかなければいけません。
ドイツの寒さは底冷えする寒さで、ハイツングを上手に使わないと部屋が暖まりません。
ハイツングについてはこちらも参考にどうぞ。↓
このハイツングを上手く使えていなかったばっかりに同居人から月50ユーロ近く暖房費を追加請求されてしまいました。私のハイツングの使い方が原因で、寒くなってから暖房を最大で入れるという今考えたらかなりコスパが悪い使い方をしていました。
しかも、ドイツの暖房は前年や前住人の使用量を目安に計算される場合が多く、超過分は全部一気に1年分が遅れてくるので追加請求されても大丈夫な様に蓄えておくことをお勧めします。
ちなみに、今年(2022年)の冬の暖房費は例年の3倍の価格になると予想されています。
普段通りに使っていると追加請求でとんでもない金額が来てしまうので、早めに室内の防寒対策をしておくのをお勧めします!
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